ダンサーさんのご紹介。

 ダンサーさんのご紹介。

毎度。片岡自動車工業です。
今晩は頼もしいダンサーさんのご紹介をいたします。

斉藤千秋さん
もう10年以上の付き合いになるかもしれません。ちぃ先生。彼女のキャパシティはどこまであるのかまだ未知数で、どんな時でも明るくポジティブに、かつ振りに関しての探究心がとどまるとろを知らず、何度でも細かく細かく確認して作品にとことんまで寄り添ってくれます。僕が知り合ったときは共演で、いたずらばっかりしてまして、彼女のスカートをめくったり、ズボンを脱がしにかかったり、結構迷惑をかけてるのに、嫌な顔せずに付き合ってくれます。自称ソロ向きではないらしいダンススタイルだそうですが、個性まるだしです。良い意味で。

MIHOさん
なんだ彼女が自分の演出で出てくれた時は彼女がまだ20歳だって!? 信じられない。昔からいい女でしたけどますますいい女。ストイックvia!(ヴァイア)。どんどん役者に近づいて来てるんじゃないのかってくらいダンスの中に表現を組み込むのが巧いんですよね。それも難しい抽象性を継続させたまま。具象で組み込むのはそんなに難しくないのかもしれないんですけど、感情云々のイメージを伝えるだけで体現してくれる。アクロバットもめちゃめちゃイカすクールレディですよ。

鈴木麻衣子さん
なんと片岡自動車工業では旗揚げ公演から二度目の出演。前回はたった一人で踊って頂いたんですが、今回は6人の中の一人であり、実は役者としても活躍する箇所があります。お楽しみに。繊細さが彼女の良い部分で、考えてくれる振りはユニークで面白い。ひょうきんな事も出来るムードメイカーなんですが、実は「このままじゃダンサーやばい」などの呼びかけを積極的にしてくれている裏のボスです。素直な性格で直球の表現が心に突き刺さる。プリエがたまに浅くなるので注意。

MISATOさん
初めましてのMISATOさん。鈴木麻衣子氏からのご紹介で出演して頂く事になりました。大人しめの性格なのかな、と思っていたらいざリハに入ってみると、指先まですごい筋力で、まず「はじめまして」なのに「ダンス公演」でもなく「演劇の公演」なのに理解も早くて、興味をもって挑んでくれているのですごくマッチしています。なんだぁスタイル抜群だし、気立てもいいし、まぁまだ猫をかぶっているだけなのかもしれないけど、すでに必要不可欠な存在になっています。目がいっちゃう。

田中美聡さん
誰かいいダンサーさんいないかなぁっつって、正安寺君に紹介してもらった若き刺客。身体は小さいし人当たりも良いのに、芯が強くて負けず嫌いっていう一番舞台向きなダンサーさん。このシーンの前後はどうか、なんて、僕と一緒に作品に関わるのは初めての筈なのに、前のめりで踏み込んで来てくれる姿勢がもうすごいんです。で、全然伝わらないんでしょうけど、普段の彼女と舞台上の彼女とのコントラストがすごいったらない。かなり攻撃的な面を見ると、その後ろに正安寺氏の姿がうっすらみえたりもします。必見。

GAMIさん
はじめましてのGAMIさん。しょっぱなからイケイケのノリノリで、すげぇ口数も多くて、ムードを作ってくれる。わりとわからないことはわからないとハッキリ聞いてくれるので、わからないまま舞台にそれとなく立つんじゃんくって、クリアにしてくれるからやりやすい。彼女も鈴木麻衣子氏からの紹介だったんですが、人格的にインパクトがすごいんだよなぁ。失礼な物言いかもしれないけど性欲が強そうな、そんなダンスをします。素人目線です。エロいって事ですね。

自分なりにダンサーさんをご紹介しました。残る出演者は弦楽チームなんですが、少しだけ先延ばしに!お楽しみに。

本日二度目の通し稽古でした。ランタイムが11分も縮んだ。まだまだ縮みそう。

序盤がグッと持ち上がったおかげで、中盤のしんどいところが浮き彫りになった。終盤のメリハリも課題だけど、たぶん出演者が一番わかっているだろう事で。

なんか昨日はブチキレたツイートをしたせいで物議を醸し出してしまいましたけど、まぁ真剣にやってるからこそ怒る事だってでてくらぁな。なんでもかんでもヘラヘラしてゆるゆるの作品なんて目指してないし。役者は最高なんだから、まだまだ高めたい。傑作なんて意識して作らなきゃ出来んでしょ。

赤星さんも来てくれて、劇中映像を全員で鑑賞。え、ちょっとなにこれ。すごい。
これはもう、劇場で大迫力で楽しんでもらうしかない。

お席は、本当にまだ大検討中です。一人でも多くの方にこの茶番を見届けて欲しい!
稽古終わりで大所帯で楽八へ。なだかなつかしかったな。

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