稽古19日目。

稽古19日目。

もう4時です。今日も稽古でした。たった1日限りのステージに向けて濃密な稽古を過ごす。オンタイムに稽古が始まり終了予定時刻にしっかり終われるのは、稽古時間中の集中力が高いおかげです。事あるごとにディスカッションがあちらこちらで行われ始めて、やるシーンがたくさんあっても、どんどん進みます。

今日はついに廣瀬詩英莉さん以外のキャストが勢揃いした。韓国帰りの七味ちゃんが合流してどうしても大人数のシーンの問題を次々にクリアにしていきました。で、ここで演出としても意図を明確にするために何段階か先のイメージを伝達し始めました。届くといいなぁ。

某国を土台にしたシーンはダンサー役者問わず全員参加なのだけど、そこがすっきり綺麗に通った。大変なのは切り返しと、シーンの出口。その付近でいちも配置されているのが、いっちーと玲ちゃん、そして有元さん。ここのトリオが冴え冴えとしてくると物語全体がスピーディーに回り始める。

スピードを重視する演出も大事なんだけども、言葉を届ける意識を強化していきたい。何しろ一度きりの公演なのでしっかりとテクニカル面でも伝えたい。

初演でスパークを演じてくれていたSun!!からエールが届いて、彼女は劇団時代からずっと苦楽を共にしてきた間柄なので、しばらくメッセージのやりとりが続いた。そんなスパークを演じた彼女が、劇団の解散公演で「ほらふき王女バートリー」で演じたバートリー姫を演じたのだけど、そのあと、大学のサークルでその演目を公演してくれて。その公演は自分も観に行ってとても頑張ってくれていたので嬉しかったのだけど、その時にバートリー姫を演じてくれていた人が、なんと今回のチームサポートとして参加してくれている上西秋穂ちゃんその人だ。彼女は役者としての素質をとても兼ね備えていると思う。

いろんな縁に感謝をしながらもうしばらくの間、面白くすることを貪りたい。ジェット機を粉砕するようなパワーと、子供を守り抜く丁寧さで作ります。

【本日のハイライト】
今日はなんと言っても堀内玲ちゃんでした。彼女は俳優になりたいという気持ちが前面に出ていて、演出の言葉に全身全霊で耳を傾け、例え時間がかかってもそれを体現する為に準備をして稽古場にやってくる。役者の鏡だと思う。
彼女の貪欲さや、吸収力の高さ、面白いと思える事を見つけるセンスは、自分の劇作にバッチリピッタリハマっていると思う。

それを思うとエンジェルの前代である南雲飛鳥ちゃんもかなりのレベルで僕と波長が合っていた。

あとは毎日必ずアイディアを持ち込み実践をする河上さんのプレイスタイルも3年前、旗揚げ公演に関わってくれたときとは大きく変わったような気がする。稽古は悩む場所ではなく、提案をする場所だと思っている。

薫ちゃんもプレイの中にプランが凝縮され始めた。作業ではなく「こうしてみよう」「ああしてみよう」と時間を設けて、作品と向き合ったり実演せねばそうはならないので本当に頼もしい。

稽古におけるディスカッションや提案の重要さを十分に知ってくれている林檎さんとあわさん、有元さん、いっちー、真壁ちゃんがどんどん前進させてくれる。すごいメンバーだと思います。

もうすぐ通し。それぞれがどんな仕上げ方をしてくるのか本当に楽しみです。

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

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