「足場の上のゴースト」終了。

「足場の上のゴースト」終了。

PM/飛ぶ教室「足場の上のゴースト」全公演終了いたしました。大盛況でオールダブルコールまで頂きまして感無量でございます。御来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。

少し呟きもしましたが、こんな作品に立ち会えて本当に有り難かった。蟷螂さんをはじめ、稽古中ずっとディスカッションを続けてくれたや乃さん、山藤さん福井さん、桂雀三郎師匠、演出助手の小山くん、そして関わって頂いたスタッフの皆さん全てが暖かさで溢れ帰っておりました。20年前ウイングフィールドで上演された歴史ある作品。僕がいただいた吾助という役だけは毎回違う方が演じて来られたそうで。僕は三代目として。

「足場の上のゴースト」の脚本のすごいところは、や乃さん演じる野呂の訛(ども)りが脚本指定されている事。最初に読んだ時、暗号かなにかかと思ったくらいの話で。小学生の頃は吃音気味の同級生がたくさんいたんだけど、最近はいないのかな。ああいうのを笑って相方として笑い飛ばすような奴がいる人と人の関係である優しさに溢れた時代が確かにあって、この作品はそんな暖かい時代を描写されているようでした。いい時代だ。今がどういう時代か、ハッキリとわかりませんけど、劇場で剥き出しになるリアルな感情やファンタジックな感じこそ、臨場感っていうものだったりするのですよね。

ウェットな話になるかもしれませんが劇団さんの公演に関わらせて頂いて団体力を痛感しました。僕はかつてミジンコターボという劇団で10年間主宰や演出をやっておりました。そんな事が色々とフラッシュバックしたりもしてですね。解散しちゃったのはもう仕方の無い事なんだけど、人生にリセットボタンもポーズボタンは無いわけですし、だからって絶賛プレイ中なんだし、昨年の片岡自動車工業の公演から吉田青弘君の一人芝居の脚本演出、そして5月にある新作。これからもチャレンジを続けて行く中で、自分になかったものや、忘れていた事、いいことも悪いことも含めて初心に立ち返りました。背筋が伸びるような。

公演中、楽屋や舞台袖で共演者の方々にかわいがってもらいました。蟷螂さんに蹴飛ばして頂いたり。打ち上げの終わり、蟷螂さんにハグされて泣きそうになったのはここだけの話にしときます。

そんなたくさんのものを受け取りまして、僕はまたバカみたいにワクワクする変なオリジナル作品を、今度は新作を!現在執筆中。さあいこうってな感じで。ミジンコターボという劇団がどういう劇団だったか、よくわかっていて、そこから形は変わるかもしれないけど、しっかりはっきりグレードアップして羽根も生やしてツノも生やして、ムキムキやっていきます。

本当にありがとうございました。
また劇場でお会いしましょう!

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