人生はミラーボール!!公演初日。

人生はミラーボール!!公演初日。

先日までRABBIT HEART PROJECT「THE 20回転の恋」だったかと思えば、もう今日は「人生はミラーボール!!」の公演初日でした。満席でありがたい事でした。本当にありがとうございます。

スケジュールを縫うように進行していたミラーボールの役者リハ。脚本と演出は行澤君と二人で演出部として担当しておりまして、まぁ彼とは長い長い付き合いになります。歳も近くて若手だった頃にゲスト同士で顔を合わせて。それからお互いが劇団を持つようになったり、座長になったり劇団がなくなったり、本当に色々ありました。とは言いつつ近年はあまり会ってなかったりもするんですけども、演出脚本としてのタッグは初。本当に頼れる男です彼は。

役者の出演者はなんとRABBIT HEART PROJECTと同じ女性20名、男性4名のバランス。ミラーボールはこれにダンサーズやDJさん、日替わりゲストさんと盛りだくさん。毎日が初日みたいな感じですが、出演者は本当によくやってくれています。今回のお話はある街を舞台に繰り広げられる5つのショートオムニバス。でもそれぞれが独立していているようで、実は同じ場所に向かっていたり、ニアミスをしていたり、絶妙に絡まっていて7名のヒロインたちの5つのお話。割と面白いし、もっともっと凝りたい部分もあるんだけど、まだダンスもたくさんあったり、いろんな都合もあって結構スマートにしてます。とは言ってもなかなかの物量で、よくもまぁこの容量の作品が90分で綺麗に収まっているなぁと、時間割の計算もバッチリハマっていて嬉しい限り。

初めて一緒に劇作をする出演者たちはオーディションを勝ち抜いた若き猛者たち。これからどんどん色んな事を吸収して色んな場所で活躍してほしい。特に一緒にまた作れたら嬉しいなぁと思わせてくれるくらいにみんな頑張っています。本当に清清しいくらいに。

で、事のついでに、ここでちょこっとだけ書いときますけど。
役者って実力ももちろん大事だけど、結局突き詰めれば「誠意」と「心意気」の問題だと思うんです。ところが、昨今、稽古終わりのダラダラした飲み会のことで頭いっぱいで稽古がオールアップするまで台本も覚えられないような到底ベテランとは呼べないような先輩っぽい人もいれば、会うたびに女と下ネタと営業の話ばっかしてくる不快に感じさせる人もいるし、なんだったら人の告知チラシを破くようなヤツまでいます。ロクでもありませんわ。そんな人たちに、どれほど演技力があったとしても「誠意」を感じないし、尊敬できないのはまだいいにしてもせめてガッカリさせないでくれよって思う人もいます。運のない事にそういう人が演技を教える立場になっていたりして、そこで学んだ若手の何も学んでない姿を見るともう何が何やら。だからと言ってそんな諸先輩方の活動を邪魔したいわけでもなくて、まぁ頑張っているんでしょうし、多分、自分とは現場が同じになることもないでしょうから、せめて、自分がこれから出会う若者だったり一緒に作る人たちとは、しっかり芝居と向き合って限られた時間でできる限り面白いものを劇場でお披露目できるように誠意を尽くすのみなんですけども。結局それしか出来ないちっぽけな存在なんですが。それが一人になって二人になって、十人になって、二十人、三十人ってなればいいなぁと思います。

最近みんな言うんですよ。
「情報解禁しました」誰が禁止してたん。
「情報解禁されました」されましたって誰にされたん。
「応援窓口はコチラ」応援っていうか予約やろ。
「コチラから予約していただけると泣いて喜びます」ほんまに泣くんか。
「ビジュアル解禁」ビジュアルて……。
「お願いです!動員困ってます、助けてください、震えてます」知らんがな。
他にも「好き」だの「また会いたい」だの「仲良くなった」だの、役者同士が仲良しパフォーマンスが宣伝そっちのけで繰り広げられてて、友達ごっこがしたいのか、と思わされるやり取りとか割と違和感を感じてやみません。

参考にしたい劇作や表現もたくさんあるけど、真似したってしょうがないものも同じかそれ以上に散らばってます。まだまだ人気者じゃないんだし、実力もそんなにないんだから、まずは誠意を持って芝居に夢中になろうぜ。仲良くなるのは公演終わってからでもできるっしょ。って思っちゃいます。そうじゃない風な時代は確かにあった。

何かが変わればいいんだけどね。
一生懸命稽古することも、宣伝する事も、ちっとも格好悪い事じゃないわけだし。そこらへんのギャラだけ取るような酒飲みスケベより、新人の方がよっぽど一生懸命だしお客さんも呼びますよ。まったく。
少なくとも自分は、そういう誠意ある者と作品を共に見つめたいし、そんな人たちのために脚本を書きたい。演出を考えたい。時間を使いたい。

全部その後だよね。お酒飲むのも、誰かを口説くのも、チラシ破くのも。いや、チラシは破るなよ。絶対に。折り曲げるのも失礼なんだからね。名刺は折らないでしょ。一緒!

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

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