今年は花見をする。

今年は花見をする。

色々と同時進行で進む日々。手伝ってくれる人がいるのは本当にありがたい。最近の舞台作品に関わるペースは、少数に減らしていて、受けた一本の興行をしっかり全うする為に時間を設けている。何しろ、フリーランスで活動をしていたら、やっぱり「あれも受けたい」「これも受けよう」となりがち。そのせいで力が十分に発揮できずに終わってしまうものだってあるんじゃないかと考えている。

たくさん受けてたくさん出演するということが出来る人もいる。そんな人になりたいとも思うし、実際そういう時期も自分にはあった。今は初心に戻り、一本一本の作品としっかり向き合う。地球ロックンロードもその中の一つだし、片岡自動車工業の公演はどれだってそう。劇団ではなく一人になってからは縁を大切に、あれもこれも、はやろうと思えば出来るのかもしれないけど、じっくりと一本を作る事への興味が自分の中でふつふつと湧き上がっている。

とはいえ、今年は去年よりも、去年は一昨年よりも、徐々に仕事量は増やしていっていて精度はそんなに落とさずにここまでこれている。

●稽古始まる段階では完本している。
●なるべく梯子をしないスケジューリングを組む。
●デザインも余裕を持ってあげる。
●寄稿脚本は締め切り前に区切りをつける。
●台詞を早い段階で頭に入れておく。

全部心構えと準備次第で、自分のことだけでなく、周りや全体の事が見えてくるのでプレイにしてもデザインにしても幅が広がる。もちろん心に余裕も生まれる。ただ周りは決してそうじゃないのでなるべくなら押し付けずにただ自分に設けた枷だと思いながら邁進している。

BANZAI FILMSの監督鬼村くんは、テンションが高い。寒空の中でも半袖。
彼にはやりたい事がたくさん詰まっていて、言葉に出来ない事を作品にぶつけている。そこには映画に対するアンチスピリッツも盛り込まれていて刺激を受ける。今回のWEBドラマは彼にとっても初の挑戦で、稀に見る大所帯。真壁や吉田くんもいてとても頼もしい。そういえば、長い付き合いになるが、吉田くんや真壁ちゃんは、お互いが役者のみで参加する作品はずいぶん久しぶりだ。楽しく集中しながらやらせてもらっている。彼らには過去の自分を投影してしまう。

ラビットハートプロジェクトもいよいよ動き出す。
メンバーも決まった。とてもとても楽しみだ。最近はWSが頻繁に行われているが、実は少し抵抗もある。WSで得るものも多いと思うしWS自体には否定的な考えではないのだけど、ゴールのない表現っていうのかな、生徒になっちゃう感じっていうか、心意気ではなく、得意技に特化した伝授の応酬に見えてしまう。もちろんそうじゃないものもあると思うけど、自分がするなら、自分なりに向き合って初舞台の人でもしっかり自信を持ってお客様の前に立てる状態になれるまで、基礎を過ごしたい。で、出来れば「いい経験したな」だけでなく「あそこで舞台に立ててよかった」「次に繋がる」というような次世代へバトンを渡すような座組を作りたくてラビットハートプロジェクトは指導した。

もちろん自分が兼ねてよりやりたかった演目で。
これは今の片岡自動車工業のシステムでは上演が不可能な演目なので、ラビットハートプロジェクトのメンバーでしか出来ない領域にまで手をかけたい。

目指す目標は高い方がいい。頑張るってだけじゃなくて、具体的に何をどう頑張るのか、わからない、だけじゃなくて、具体的に何がわからないのか。若手だった頃の自分がついに聞けずに過ごしたあの頃のリベンジと、これから先への自分自身への挑戦状でもある。絶対に名作になる演目なので、是非夏はお楽しみに!

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

続きはコチラから!

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