家族の噺。

家族の噺。

こんばんわ。片岡です。

こないだ祖母が転んで骨折してギプス。一人でお風呂に入れない歯がゆさがあるようだ。そして最近、祖父が脳梗塞で搬送。80歳にして初入院。電話の向こうでは呂律も回っていない。そしてこの祖母と祖父はすでに離婚している。

もっと驚いたのは祖父は結婚を4回もしていたということ。さらに祖母はその中で2番目の嫁にあたるそうで、つまり自分の母には異母兄弟の姉がいるそうだ。そんな祖父は病院から脱走をはかり、簡単に失敗して捕まり、今は看護婦さんに見張られている状態だそうな。因果応報とはまさにこの事。

祖父曰く「今思えばトシコ(うちの祖母)が一番良かったなぁ」との事。気づくの遅すぎるやんけ。トシコはトシコで骨折してんねん。まぁでもなんか、そんな話を聞いても、ちょっと祖父の血が流れている事を痛感している自分がいて、いや1回だって結婚なんかしてないんだけども、ファンキーさとか見栄っ張りな部分とか、少なくとも病院から脱走を図って失敗するというエピソードは同じ経験がある。

はい。そして本日。我が父、父萬両の誕生日。日付が変わった瞬間にLINEでメッセージを送ったら「ありがとうございます」って敬語で返事が来た。誕生日は幾つになっても嬉しいし、お手紙やプレゼントの行き来も好きです。

これは完全に余談だけど、あげたくて読んで欲しくて寄越すモノは、形として残ったりもする。そういえば衝撃的な事を思い出した。いつかの冬、自分が宛てた手紙を、本人の手によって目の前で火に焚べられた記憶。あれはまだ鮮烈に思い出されるし忘れられへんなぁ。火に投げ入れる際の「ザマアミロ!」「傷つけてやれ!」みたいな白目を剥きそうなあの表情は、なんていうんだろう。形容できる日本語がないけど、抱いた感想は日本語でもなく「ジーザス!」だった。恨むにしても何にしてもそれだけのエネルギーがあるなら元気な証拠だが、傷つけられた分、傷付けていいという事にはならないし、今でもおかしな生き方をしているんだろう。分かり合えはしない。

で、最近。
どれだけ気丈に振る舞っていても、内心てんてこ舞いな人とよく一緒になる。仕事や現場やそれ以外で。顔面の一瞬の変化や、喋り口調や、ささやかな振る舞いのその端々に感じる。頭ではそう感じさせまいと言い聞かせていても、そんなに器用にできる人なんて、そうそうにいないわけだし、いっそ「自分はテンパってます」って明言してくれた方が気持ちがよかったりもする。なんか心が黒く焦げてる感じがして焦げ臭いんだけど、何もしてあげられることはないので気づかない振りをしてやり過ごしている。実はこういう気の揉み方は割とエネルギーを使う。見て見ぬ振り。察してねオーラがちょっと出てるからなぁ。察するに有り余る。

冬の空は、当然のように凍てついて、寒々しくて、寂しくて、白々しい。木が丸裸だからね。もっと寄り添ってもいいと思う。人付き合いは鏡を覗き込んでいるようなもの。じゃあ、おれの手紙が燃えるあの様子を見た時の「ジーザス」も白目を剥きそうな表情だったのだろうか。自分のことってなかなか把握できないなぁ。

今日は父と何処かへ出かけたい。時間が合えば。

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

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