祖父の一言。

祖父の一言。

どうも。片岡です。吉報凶報が飛び交う中、突っ走り続けている2019年。

祖父が脳梗塞で倒れたと連絡が入った。入院中だ。車を飛ばしてもすぐに行ける距離ではなくて、もうかれこれ15年程会っていない。正月の前後に電話がかかってくる程度で、とてもファンキーな祖父なので、自分が生まれた頃には祖母と別れていて別の女性と再婚していた。なので厳密にいうと祖父の女性関係や細かい性格についてはよく知ってもいないのだけど。

ロマンスグレーで酒好きで女好きで車はミッション車を選びバンバン運転して、子供の頃に海釣りによく連れて行ってもらった。早朝に岸を離れ沖までゴムボートを出し、鯛だったか、なんだったかよくわからないけど、一緒に釣りを8時間くらいする。釣りは好きではない。酔うし魚の口にかかった針とそこから出た鮮血が痛々しい。でも自分が釣り上げるのは鯛ではなく、サメやらタコやら珍しいものばかりで「ビギナーズラック!」と祖父に笑われた思い出もある。釣った魚は持ち帰り自分で捌いて振る舞う祖父。

そんな何でもかんで自分自身の手でやってしまえる気丈な祖父が倒れて、電話の向こうでは呂律が回らず、多分意識も混濁している中、絞りでた言葉の中に潜んでいたワードに思わずタイムスリップした。

「孫に……おとっ、おとっ、お年玉ぁやらにゃあ…」

たまにしか会わない祖父は心底孫の自分を可愛がってくれていてお年玉は毎年くれる律儀な人だった。そして今、見舞うのは気丈な祖父にとってとても残酷な事かもしれな畔、何しろ自分が呂律も回らずベッドに寝ているところを数年ぶりの孫に目撃されるのは、きっとプライドを傷つけるだろうから、しっかり回復するまでは見舞うのは我慢することにした。

自分が逆の立場ならそうして欲しいしな。

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

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