父のグリル道。

父のグリル道。

片岡です。お芝居激戦週ですね。締め切りを追いかけつつ、デスクワークや小道具収集に走り回る日々。

先日家族水入らずで昔行った事のある洋食屋さんに行ってきました。父は、ファミレスでもステーキ屋さんでも決まってミックスグリルを注文します。エビが食べられないおれにとっては一体なにがいいんだかさっぱりなのだけれど。

その洋食屋さんのディナーで「ランチメニュー」としてあったミックスグリルを注文した父。ランチいけるんかい、というツッコミとは裏腹に、おいしそうに頬張っていて、まぁ相変わらず自分はエビは食べられないんだけど、なんともおいしそうに食べる様を見て、胸がいっぱいになった。親の喜ぶ顔を見るのもやっぱりいいもんだな。

ところでおれは最近思うんだ。
そんなに世話になっていない先輩が観に来るゲネプロほど、えげつないもんはないな、と。
だってさ、それで宣伝してくれるわけでもない上に、入場料払わないんでしょ。いや知らんし。うちの旗揚げ公演でもあったけど。あれはなんなんだ。こっちはゲネプロ準備でてんてこ舞いの時にさ、制作さんにだけ顔パスして普通に見て帰っていくアレ。払えよ。ゲネでも。二回目の青子の時は某劇場の管理者さんだった。しらん。だってあんたら、自分たちが運営する時には金取るんでしょ。劇場借りたら割り引いてくれたりしないんでしょ。

お客さんとして見てほしい。無料で見ておいて「おもしろかったよ」だなんて無責任すぎる。そりゃおれだってどうしても時間の都合が合わなくてゲネプロを拝見することだってあるけど、そういうのとはなんか根本的に違うんだよな。

年上とかもう関係ねぇや。違う種類の人間はいる。それで切れちゃう縁なんだったらそれまでってことで。だんだんとげとげしくなってきた自分にも気づいているが、自分は自分でブレない事の大切さを噛み締めながら作ろう。正解なんて何通りもあるようでひとつもないんだし。

あとになってからああすればよかった、こうすればよかっただなんて誰にでも言える。
新作にチャレンジしている最中は、もうおもしろい事しか考えない。今までもこれからも。