「何億年先でも」の産声。

「何億年先でも」の産声。

どうも。片岡自動車工業のおれです。

INDEPENDENT:17の幕がついに開きました。参加ユニット12団体の中、初日組6組が初日を終えたわけですが、我らの「何億年先でも」も開幕。おぎゃあと生まれました。例年のINDEPENDENTの場合、木金の客席がどうしても課題となっていたりもしましたけど、満席状態。なんとありがたいことかー!

「何億年先でも」と言う作品。お客さんに観てもらって初めて完成した。
まりえちゃんは稽古からずっと調子が変わらないし、表に出さないストイックさが確かにあって、パートナーとして頼もしい限り。初日からぶっとばしてたなぁ。おれが勝手にこんなところで書くだけの話だけど、おれにとっても、まりえちゃんにとっても、代表作になっている。間違いなく。パンフレットに書いた挨拶文が全てなんですけどね。よかったら劇場で読んでください。是常さんにも言われちゃったな。

片岡自動車工業としては一人芝居も含め4本目。新作は三本目。
先日拝見した木ノ下歌舞伎さんの衝撃もまだ残っていて、おれはこの作品で、しっかり自分と向き合う事をした。照れ屋のおれが、照れてる暇ですら惜しいとき、人はどうなるんだろう、とか。よぉく確認できたのは、おれの中でもこの作品がひとつ成長させてくれていると言う事。

昨年の「突貫!拙者の一夜城」とは全く違ったアプローチで、アレも代表作なんですけど、「何億年先でも」は去年作る事は出来なかっただろうなと思います。だからさ、やっと覚醒してる感覚もあるし、アクターになるべく今絞ってるところもありますし。

土橋さんに「面白かった」と言ってもらえた事がむちゃくちゃ嬉しかったりもしました。そしておれは土橋さんの書いた「飛べ、守護神!」が大好きだと言う旨も伝えました。いいよなぁ。突き抜ける方法はたくさんあるだろうけど、奇をてらわないスタイルに加え西藤さんという俳優さんのバイタリティも相まって、細やかなことを丁寧にされていて、これはもう演出や脚本目線の話なんですけど、難しい事に挑戦するのも好きだけど、それよりも、簡単な事を懸命に繰り返して出汁を取るような作品ってあるじゃないですか。そういう点では「飛べ、守護神!」の潔さは胸に熱く迫るものがありました。あれ、最高ですわ。男だからかなぁ。情けない人を描くのが本当に上手いなぁ土橋さんは。

6本全部初日を観劇しました。去年も脚本演出で参加した時も書いたけど、なんか今年もすごいのばっかり集まってるなぁ。安全に開演させてくれるスタッフさんたちの肝の座り用あってのものなんですが。12本の作品のオペをずっとやってるわけですし。感謝が尽きません。

あと2ステージで終わっちゃうなんてもったいない。まりえちゃんはまだまだこれからも良くなると思います。演出のおれが楽しみにしてるくらいだから、お客さんもそうに違いないはずだ。

「何億年先でも」は、まりえちゃんじゃなきゃダメなやつです。彼女ありきの衣装で、彼女ありきのシナリオで、彼女のすごいとこを詰め込んでみたりもしてます。

残り2ステージ。どうかたくさんの方にご覧いただけることを願います。

個人的には嬉しい事がたくさんあった。それはいつも突然やってくるんだけど、今まで頑張ってきて良かったなぁと言う事と、これからも頑張れるなぁって事と。「何億年先でも」のテーマでもありますけど「懐かしい」ってすごく大事な事ですね。血が逆流して沸騰しそう。

もうしばらくおつきあいくださると幸いです。

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

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