「何億年先でも」稽古18回目。

「何億年先でも」稽古18回目。

「何億年先でも」。稽古18回もしてる。30分の一人芝居をこんなにも。どうもおれです。

稽古ってのは無尽蔵にそればいいってもんじゃないし、少ない稽古で追い上げる空気っていうのもあるし作品やその時によって変わってくるんだろうと思う。「何億年先でも」は、まりえちゃんの力だけで勝負したい、脚本的には怠惰なものかもしれないなぁと思った。それだけまりえちゃんが奮闘してくれているわけで。

「そこ、好み」
とか
「今のはキープで」
とかいうコメントも増えてきた。

そして今日は15歳の小林夢祈君が稽古に見学にきてくれたけど、通しはせず、頭からシーンシーンを返し続けた。もうまりえちゃんもおれも正直飽きている。それも今日公言したけれど、初心にかえってそこから滲み出てくる歴史みたいなものを初日から出したい。夢祈君は「この作品が好き」と言ってくれた。まぁ、そういうしかなかったのかもしんないけど、「面白い!」とか「見た事ない!」みたいな感想よりシンプルで有難い言葉だった。彼は来年一月に「今からひっくり返す」というユニットを旗揚げする。劇場を抑えて、スタッフを揃えて、しっかりとした公演形態をとっている。15歳で。素晴らしいことだ。おれでよければ力になれる範囲で力になりたい、と思わされた。

今回の一人芝居は、小林夢祈君と出会っていなければ思いついていなかったと思う。

それこそ「突貫!拙者の一夜城」のセリフに込めた「常に劇的で悲劇的な人生であるわけではない」おれが、彼の生き方には心を動かされたりもした。青島青子の時ずっとだ。あんまり言うと身内臭がしてくるから、ここらへんで彼のことについてはしめにする。

稽古総見まであと1回だけ稽古する。稽古場と言うには粗雑な施設かもしれない工場で稽古しているけれども、パンチカーペットを敷きました。

ここから先は私信みたいなものなので、まぁ、別に、読みたい人だけスクロールしてくれたら嬉しいです。

劇団末期、騙し騙し負荷をかけていた腰がついに悪化して、誕生日の前日に救急車で搬送されて、緊急手術となり、常時下半身麻酔が効いている状態で車椅子生活を送った時、「ゼクシーナンシーモーニングララバイ」を書きたいと思った。もしも足からゴキブリが這い上がってきても、腰より上によじ登ってくられるまでは、おれは気付かないような無痛状態。腰に神経が刺さってたからなぁ。今無理したら一生歩けないって、それこそドラマみたいなセリフが医者の口から飛び出たけど、公演は2週間前だったし最低限の出演時間に制限して病院から逃げ出すように舞台に立って、それでまた悪化もした。

今はなんと立ちブリッヂまでできる。背筋が劇団当初より大幅に上がった。いろいろ技を開発していきたいし、舞台にはやっぱ立ちたいし、遅れを感じずにはいられないからね。

自分が活躍していないんじゃないかって時に、まわりがぐんぐん活動してたら輝いて見えるね。嫉妬してんのかな。だからって人生はいつでも良い時だらけじゃないわけで。苦しみとか悲しみもいっぱいあるけど、おれが作る芝居を見てくれた人が、ほんの少しでも元気になってくれたら、おれは本望だよ。

おれの座右の銘は「エンジョイ&エキサイティング」から少しかわりはじめたところだ。

先生、おれは今でも自由時間でこそ忙しく過ごしてるよ。

クラウドファンディングご支援のお願い

片岡自動車工業クラウドファンディング

2022年7月14日 ●クラウドファンディング募集開始しました! 初となる東京進出公演決定!実現に向けて応援よろしくお願いいたします!【2022年8月31日25:59まで】

詳細はコチラから!

クラウドファンディングページより

はじめまして。片岡自動車工業 主宰 片岡百萬両です。このプロジェクトページに目を通して頂き誠にありがとうございます。
2014年。僕が人生を掛けて続けていきたいと思っていた劇団ミジンコターボが10年という歳月で解散しました。解散と言ったのも主宰である僕ですが、それから2年間は薄暗い部屋から一歩も出ない完全に空白の時間を過ごしました。親にも迷惑をかけながら、悶々とした日々に終止符を打ったのも、また演劇がしたいという気持ちでした。【片岡自動車工業】という名で演劇活動を再スタートし、2週間のロングラン公演中に大阪府北部地震が発生し公演を一部中止せざるを得なかったり、コロナ禍のなかで思うように稽古や公演ができなかったりと主宰としてまだまだ経験していないことだらけだと思いました。そんな中、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティという目標としていた劇場に進出することが叶いました。ずっと応援してくれた家族の支えがあり、また僕の創る作品に全力で挑んでくれる俳優とスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様が沢山の声援と拍手を送ってくれたからこそのシアター・ドラマシティ公演でした。

一つ大きな目標を達成し、これから一人で続けていくには限界を感じていた僕に「チームになろう!」と声をかけてくれる仲間がいました。片岡自動車工業の公演で主演を三度務めた、存在だけで空気を明るくしてくれる女優の袋小路林檎さん。僕の古くからの友人で、一時期はラーメン屋の店長まで上り詰めたのに「やっぱりエンタメがしたいっす。」と言って映像編集や制作業務の勉強をしている俳優の澤奈津樹さん。劇団時代は新人だったけれど、そこから一人メキメキと経験を積み脚本や演出、演出助手までするようになったムードメーカー女優の真壁愛さん。そしてこれから先、成長し素晴らしい女優になるだろうと声をかけた若き精鋭たち、川上藍香、川嶋芙優、椎木ちなつの総勢7名となり、東京進出公演が決まりました。劇団の解散から8年。全くもって想像していなかった未来に冷や汗をかきながらも、片岡自動車工業東京進出公演に向けてワクワクが止まりません。実現に向けてご支援よろしくお願いいたします。

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