佳境の「何億年先でも」。

佳境の「何億年先でも」。

おれです。

INDEPENDENT:17参加作品「何億年先でも」谷野まりえちゃん一人芝居の通し稽古。やるたびに精度が上がってきている。おれは、INDEPENDENTにおいて、時代の移り変わりに影響されずに劣化しない強度の作品がある事を、わりと知っているほうだと思う。
「突貫!拙者の一夜城」も、もちろんそれを意識して作ったんだけど、アプローチを全く変えて挑んでいる「何億年先でも」は、タイトルから、すごく壮大なお話を想像される方もいるかもしれないけれど、実は仕掛けもなにもない超スタンダードなお話です。今までの自分の作品の中では一番見やすいほうだと思います。
おれが演出するには早熟な気もするけれど、こういう台本書いちゃったんだし演出も成長しなくちゃ。

谷野まりえちゃんは、気立てが良いお方だと思っています。
なんでも出来るプレイヤーだとも思います。
彼女に今回のような話はきっと贅沢なんだと思う反面、
今のおれと今のまりえちゃんとのタッグでぶつかるべき問題作ではあるような気がします。
仕上げはまだしない。
いや、もしかしたら永久に仕上げはないのかもしれない。
だってさ。
日に日に良くなっていくんだから、もうそれは!
イケるところまで行くしかないショ。
残りの稽古日数は数えるほどしかない。
でも今明確に次に突破しなくちゃいけない事柄が見えた。
突破口さえあればさらに一段階か二段階、面白くなる。
今日の通しは演出席でぼーっと見てみた。
胸が掬われるような気持ちにさせられた。
間違いなく彼女の代表作になると思ってます。
ランタイムはカーテンコールも含め29分45秒。
素晴らしい!
テキストの剪定抜きで5分も縮まった。
来週、稽古総見。ここで全てが決まる。

足し算ばっかりしてた昔のおれの演出に比べれば、削ぎ落とす作業のほうに重点を置いている今回は、本当に見て欲しいんだ。
訳あって稽古写真は一枚もない。もうなんていうか、写真全てがネタバレだから。出せない。うん、いや、写真撮る心境にはなかなかなれないんですけど。

一人でも多くの方に観ていただきたい。

本番まで2週間。来るべくして来た佳境。役者の方はたいへんだと思う。
でも、文句ひとつ言わずに、己を高めていく谷野まりえちゃんは本気で凄まじい。

どうぞお楽しみに!

ささやかな話ですが。
先日、妹と甥と姪、そして父、母、おれの6人で食事に行きました。
テーブルを挟んで向かいに座った妹。妹には三人も子どもがいるけど、ぶっちゃけ父と母と妹とおれのメンツで食事をしたのはずいぶん久しぶりの事だった。子供の頃はこれが日常だったのにね。

写真は、食事中、終始おれの隣でサンシャイン池崎の影響で「イェエエエエエエ!」と叫び続けた甥のゆうたくん。