情熱のち冷静。

情熱のち冷静。

久々の片岡自動車工業での稽古。こんばんわ。

今日はスタッフ通し終わり明けの稽古。発見したスパイスみたいな素材を放り込みながら、シーンとシーンの間を潤滑に。ダンサーさんも来てくれていたので、合同のリハになりました。色々ややこしい部分を当たれた。これでほとんどしっかりついた感じ。

本番10日前。
カウントダウンPVです。言われんでもわかっとるわい!って事ですよね。
素材からなにまで全部ワルタンが作ってくれている。ありがたい。たくさん素材のアイデアを事前に用意しておいて良かった。

情熱のスタッフ通しから一夜明けて、各々が手応えだったり反省だったりを洗って来てくれていてスムーズだった。細かい部分の辻褄合わせをしました。

奇麗事で済ませる気はないんだけど、役どころについてそれぞれ悩みや不安もあって、それだけ作品に寄り添ってくれていることなんだけど、そんな時に森口っちゃんはやっぱり頼れる存在で、こういう一人ユニットでありがちな個々の距離感をまずゼロにしてくれたりする。歩み寄り。とても勇気のいる事だと思う。大抵の場合、無難に済ませて終わったりするんだけど、それだけではトライ出来ないところに手をかけようとしてくれている。

稽古終わりで声をかけてくれる。慌てていたり、よくわからなかったり、相談してくれる。こういうのはなかなか出来ないんじゃないのかな。少なくとも森口っちゃんは、なにかを引き起こそうと足掻いてくれていて感謝だ。具体的解決策をもって、気持ちに応えたい。

個々がグングン良くなって来た。河上さんの細かい動きや目線に、今日は決意を感じたりもした。男子もおもしろく事故っていて楽しい。残り稽古も限られて来た。危うい初日ではなく、舞台側も客席側もワクワク!でご対面!になるように人事を尽くしたい。

ちょいちょい「完売してるからウハウハやね!」みたいな事を言われるんだけど、今回の事に関して言えば、豪華さを追い求めてばかりいるのでそうでもない。所帯もすごいし。チケット代との格闘です。お芝居は高いからなぁ。

これで3500円(ペアチケットだと3000円)は安過ぎる!
と思ってもらえるくらいまで上がって行きたい。


【陳謝】
ところで今回とても悲しい人事が起きた。制作の尾崎さんに本番に着いて頂けなくなった。もちろん引き継ぎはしっかりやってもらうし、立派な制作さんに入って頂く事がすでに決定していますが、役者の降板より酷な事だと思うわけですよ。仕方ないとは言え。

だからね、ホラ、チラシの記載通りにならなくなっちゃったわけですよ。宣伝美術を兼ねている自分としては心が痛い。彼の分までおもしろくしよう。尾崎さんあざっした。

【本日のハイライト】

引き算も必要と小野村さんに言うと、すっと体現してくれた。
引くのはとても怖い事だけど、信じてやってくれる。そういうプレイはありがたい。

【本日の珍プレー】

大江さんが自ら引き算を始めた。
引くのはとても怖い事だけど、勝手に引き算をする度胸は彼女のポテンシャルの成せる技。

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