やらねばなるまい。
ん?
おやおや、泣きながら台本の改訂をしているよ。こんばんわ片岡自動車工業マンです。
ホン書いてる時、恥ずかしい話だけど、わりと感情がググイと入ってるから、気付いたら泣いてる時とかあるんです僕。変な告白だけども。そんなことないよって作家さんのほうが多いんじゃないかな。昨年秋の吉田君の一人芝居「突貫!拙者の一夜城」もそういえば泣きながら書いたっけ。
まぁ「名探偵青島青子 -劇場版-」が泣けるお話かというと、まだよくわかんなくて。とにかく全霊をもって気持ちをぶつけながらリライト。フライヤーには記載していないけど、上演時間は1時間50分くらいを目処にしている。分単位でテキストを処理しているのであんまりランタイムが変わったりはしないけど、実際には読み合わせでハッキリする。まだ憶測。
いよいよ、来週から稽古が始まる。変則的だけど、役者の稽古が始まる前に実はダンサーリハが始まっていたりする。頼れる正安寺氏も来てくれる。そして謎の多いこの演目。色々小出しにするのもあれなんでこの場で発信しますけど、「名探偵青島青子 -劇場版-」は、女優さんがキラキラするお芝居。男優が何しているのかっていうのは、もうこれこそ観てもらうしかないんだけど、かなり実験的な事をしようとしています。僕の頭の中では、かなり楽しい事になるはずなのだけど。
そんなこんなで稽古も割りのスケジュールなどを組んだりしてみて、何故か稽古初日が男優と弦楽器の稽古になってしまった。女優はお休みだ。違うんだ。女優の稽古の前にどうしてもやっておきたい事があるんだ。
現場入ってみなくちゃわかんない事も多いけど、こう、どうアウトプットするかの想定はたくさんしておかなくちゃ。わりとね。稽古始まりは三月下旬なんだけど、読み合わせがドキドキするよね。いつもだけど。新作だもの。反応次第で大幅改定も有り得るからね。必要な書類として数名のスタッフさんには先行で動いてもらっているため暫定的な脚本は、もう渡してある。「おもしろいね」言ってもらえたんだけど、もっと行きたいのでグイグイ進める。
あっちこっちで「楽しみ」と言ってもらっている。それはお客さんにも出演者にも。それに旗揚げ公演を「ゼクシーナンシーモーニングララバイ」に選んだおかげで、掴めた手応えもしっかり活かしたい。加藤君や日呂さん、丹下ちゃん、まりえちゃんに、サキさんや相内さんが、積極的にアプローチをしてくれた事も、大きな恩恵となっているお芝居だったわけで。
加藤君、かっこよかったなー、とか。
日呂さん、さすが会話劇の男やなぁ、とか。
丹下ちゃん、もはや別次元の女優になりはじめてるなぁ、とか。
まりえちゃん、芯があってブレないなぁ、とか。
サキさん、役の事、芝居の事、めっちゃ考えてくれてるなぁ、とか。
相内さん、ステージ毎に成長しまくってるなぁ、とか。
演出の手を離れ始めたいい公演だった。振り返るのはここらへんにして。ともかく前回出演していただいたけど、今回は出演されていない方々の魂みたいなものも舞台に乗っけて行きたいわけです。
ダイレクトメールを書きながら。
一瀬尚代さんこといっちーと南雲飛鳥さんこと飛鳥が、ともに出演が決まった瞬間に跳ねるような気分で立ち上がった。あのわけのわからないコンビが活躍する芝居を期待している人なんていうのは世の中に僕だけだったあの時点から。動き出すと早い。
企画書作って、劇場押さえて、スタッフさん声かけて、ゲストさん声かけて、いろいろ。まだまだ山でいうと麓くらい。ここからクライマー。登るばっかり。どんな大きな山なのかは、やってみないとわからない。そういう新作。
どうしても上演できなかったステージがあった解散公演から三年。
おれ、もっぺんHEP HALLいきます!!
よしだもいます!
画像はZIPPO。簡単にいうとオイルライターっすね。ガソリンスタンドでアルバイトしてた頃はよく使ってた。カチャンジュボ!っていい音がする。香りも良い。メンテナンスも楽しい。そう言えば自分は、こういう事にも関心を持ってたんだなぁと、多忙故に失ったささやかな喜びを取り戻すべく購入。少し前から愛用しているんだけども、足跡がかわいい。なんやねんコイツ、かわいいZIPPOなんか使うなや、とか言われそう。