東京で打ち合わせしてきましてん。

東京で打ち合わせしてきましてん。

「名探偵青島青子 -劇場版-」で振付総括と言う大役を担ってくれる正安寺悠造(隕石少年トースター/DACTparty)と東京でおおまかな打ち合わせをやってまいりました。笑って泣いてってのどんなんやねん、言う打ち合わせ。台本とプロット表を渡して、曲もそこそこにお預けしてイメージみたいなものぶつけて終わり! 後は近況報告。

途中からご出演の林檎さんも来てくれて、普段話せない事なんかもバンバンお話しできました。時間も合わせてわざわざ来てくれてありがたい事だった。劇団時代にお世話になったモリマリコちゃんとはうまく時間が合わなくて残念!東京いったら会いたい人もっといっぱいいるんだけどなー。

寸でまで頑張ったのだけど、正安寺氏と会った直後、脱稿。第一稿なのでまだまだ手入れはしなくちゃいけない部分はあるけど、わりと無茶やってる芝居になりそう。たくさん観に来て欲しいな。一本に専念する気持ちでこの新作に注ぎ込んでいるのは、それはもう作・演出・プロデュースが一人だけなわけで、今後どんなリズムで新作をお届けできるか、どんな規模で出来るかみたいな事を占う公演にするつもりなので、しっかりと限界まで挑戦したい。

で、限界まで挑戦する上で、改めて準備不足でクオリティが下がる、なんてことはしたくないし、基本ビビリなのであれこれと作戦を練ったり、その作戦を実行にうつす段階で、しかるべき人に頼ったり、稽古やリハの現場が始まってからなるべく停滞しないように下地を固めておきたいのだ。

稽古開始に脚本が仕上がってるのと、仕上がってないのとでは、すごく大きな差がある。言い様もあるけど、いわゆる充て書きしてるから遅れても良いだなんてことはないし、劇団時代は随分このあたりに悩まされてたわけで。自分が演出としての経験はしっかり活かしたいし。

チャレンジなんてものはある程度の準備があって初めて出来るものなんじゃないかなぁと最近思うようになった。他のどこかではなくて自分自身に。それはきっと、出演者たちに要らぬ心労をかけたいんじゃなくて、要らぬ心労をかける事によって跳ね返って来るプレッシャーにきっと自分は耐えれないのだ。

制作さんと毎回話す事があります。
自分は結局、本番が近づけば近づく程、舞台作品に没頭してしまうので、直前のお客さんへのアナウンスだったり発信が弱まったりします。そのあたりをフォローして頂ければ助かります。的な事。

まぁその辺はこの先もあんまりスタンスかわんないのかなぁ。「この作品をどうやって売り出そう」から「この作品をどうやって楽しんでもらおう」って考え続ける事が楽しくて仕方がないわけですし。きっと楽しい公演にする。

また書きます。

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