稽古23日目。2回目ほぼ実寸通し。
こんばんわ。懲りずに稽古日誌です。23日目。廣瀬詩映莉ちゃんが合流して稽古場は全員集合で2回目の通し稽古。
今回の公演で未曾有だったことの一つが舞台の広さと、稽古環境です。実寸と呼ばれる稽古がですね、出来る場所が大阪にはもうほとんどなくて、いや、厳密に言うとあるんですけど、そんな広い場所を借りるだけでもうそりゃお金がかかります。場所探しにも四苦八苦。大阪市内で舞台の実寸を取れる場所で稽古ができるありがたい日でした。
で、実際にまぁ、厳密に言うと実寸よりほんの少し小さいんだけど、それでも大きくズレが生じた通しでした。空間演出をしっかりせねば!とも思いました。広い空間に芝居を充てにかかると感情は破綻し始めます。笑あり、ダンスありだとか言ってますけど、やっぱり通すべきは登場人物の気持ちで、そこを抜きにしてはこの作品は成し得ないわけです。だからたくさん想像しながら稽古をするんですが、実際はやっぱりちょっと違ってて。だから実寸の稽古はめちゃめちゃ手応えがありました。狭い空間で掴む良い感触より、広い空間で感じる不協和音に耳を傾けて残りの稽古を過ごしたいと思います。
ステージぴあ関西版にインタビューを掲載していただきました。大阪市内やあちこちのぴあ店舗や劇場で無料で手に入ります。インタビューしてくださったぴあさんに感謝。一人でも興味を持っていただける人が増えるといいなぁ。スマホが普及した今、デジタルで色んな情報をキャッチできるけど、やっぱり刷り上がって冊子になるって本当に嬉しいです。たくさんもらったんですけど、自分の分、なくなっちゃった。真矢ミキさんが表紙のやつです。表紙にまで名前が記載されていて感動!
そして通しをしている今日も、チームサポートのみんなは手分けしてプロンプに来てくれたり、小道具の作成をしてくれています。正直彼女たちがいなかったら本番に間に合っていませんってくらいの、ものすごく愛情のある小道具たちです。ひとまわり大きくするだけで、ものすごく手間がかかる事をどんどんしてくれます。本当に本当にありがとう。もう少しだけ僕のわがままに付き合ってください!
【本日のハイライト】
流石と言うべきか、前回の初通しで閃光のようになった丹下ちゃんと、ハイテンポでリードし続けてくれた林檎さんから触発されるように、大きく舞台用にジャンプアップさせてきた七味まゆ味ちゃんが凄かった!あっちもこっちも面白くなってきた。プランが散りばめられていて本当に素晴らしい。何回でも観れる!一回しかないのだけど何回でも観たくなる芝居をしてくれている。
初参加でそれが通しだった詩映莉ちゃんの適応能力も半端なかった。一体どんなポテンシャルしてるんだ。
山ちゃんは、ここ一番の集中力がずば抜けている。昔からそうなんだけど、一緒にやるのは本当に楽しいなぁ、一緒にドラマシティに行けるのが楽しみだなぁと思います。一番最初はin→dependent theatre 1stでコントみたいなことばっかやってたので感無量。
本番まであと6日の水曜日。
チケットたくさんあります。
みんな観に来て!
なんかすごいから!僕も出てる!僕が出てる!
輝く女優さんたちから、ちょっと離れたところに居ます!でも結構出てます。
役どころは「虹岡店長」。虹岡は、ムーンビームマシンのSarahさんと組んで作ったツンとドラ「S」の現実パートで、実際に自分が学ランを着ながら演じた役。虹岡って役はかなり気に入ってます。芸名も虹岡百萬両に、しません!
そぉおい!