甘い経験。
一日経ちました。RABBIT HEART PROJECT「THE 20回転の恋」全公演終了。スタートから最後まで誰一人欠けることなく駆け抜けることができました。台風も逸れました。連日たくさんのご来場本当にありがとうございました。
この座組は本当に素晴らしかった。RABBIT HEART PROJECTはその名前の通り、ウサギのような心臓の持ち主でも、例え初舞台でも震えながらでも、舞台に立てる集団になれと思って名付けた企画。全員達成だと思っていて、ここに至るまでには本当に楽しいことばっかりじゃなくて、テンパったり、叱られたり、息切れしたり、大変な思いもしたと思うけど、それだけの価値があって、舞台にはそんなあれやこれの気持ちが内包されてました。よく見かける作品とは一味も二味も違ってたと思います。
出演者全員が主役。
「THE 20回転の恋」は全部で20のシーンで構成されています。もうね、「Wall」で組体操しながら広島、東京行っている間に完本させたので、所々書いてる記憶もありませんけど、どのシーンも好きだったな。
女性群像で始まる冒頭。
栞の信念とリラックスしたプライベート。照の自己対話。朝、出勤前の鏡でのやり取り。出勤中のスキップ。照の心の中での勝手なシミュレーション。
メガネ女子故の葛藤。
まぁ、パンフレットにもりもりと書いていますので是非。この作品に関してあとがきもしっかりしたいと思いますのでしばらくお付き合いいただけると嬉しいです。
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでの公演の発表もし、しかし千穐楽翌日の今日、HEP HALLで劇場打ち合わせを2時間、技術打ち合わせを2時間の耐久レース。明後日は取り掛かっている新作短編の締め切りだ。なんか破茶滅茶だけど、全然まだまだいける気がする。しかし待たせたな「人生はミラーボール!!」のみんな!行澤氏と二人三脚の演出でどんどん行こう!
…ミラーボール、8ステージもあるのか。恐ろしいな。