関係者試写会サンダース。

関係者試写会サンダース。

昨日はBANZAI FILMS「きよひこサンダース」の関係者試写会でした。昨年末、ツンとドラが終わってクランクインした自主映画は二週間という速度でクランクアップ。なぜかというと今年5月にある映画祭への出品作品であるため、締め切りが迫っていた。ともあれ鬼村監督は怒涛の撮影の直後からレッドブル生活で編集を済ませ、映画祭審査へエントリーを果たした。

「30分くらいの作品」を目指していたそうだけど50分になってました。内容が盛り沢山だし編集の過程でそうなったらしい。

この作品、完成を初めて見たんですが面白かった!
個人的な好みもあるけど、遊び心も荒っぽさも危うさも盛り込まれていて、でも物語はわかりやすい。素人目に見ても編集の技術が凄いのが伝わった。自分も良い感じにしていただいて嬉しかった。特に何テイクも重ねたシーンなんかは「おお、それがそうなるのか」という驚きもあり、ジェットコースターのような50分で退屈しなかった。この作品、本当に日の目を見て欲しいなぁ。審査も通過してもらいたいし。こればっかりは祈るばかりだけど。祈れる分には全力で祈ろう。

で、誘ってくれた澤くんと二人のシーンは、もう10年以上ぶりに共演となったのだけど、噛み合わせがとても良くて、あの演劇の日々がなくちゃこうはいかないよなぁとしみじみとなった。そして我々の生み出したテンポやテンションが作品を押し上げているような感覚にもなって自画自賛ではあるけど、これはマッチしてるんじゃないノォ?みたいな感じです。いやいや、自分たちだけでなく出演者のみなさん、この撮影で初めましての方々がいたのだけど、一つ作品を共にするとこんなにも仲間意識が強まるんだなぁ、そこは演劇と一緒で、この試写会で久しぶりに顔を合わせられた事がとても懐かしい気持ちになった。まだ最近なんですけどね、撮影は。

さあ2月8日。暖かかったり寒かったりが続きますが、今月はいっぱい動くぞ!友人たちの新作の演劇情報もどんどん発表されていて賑やかになってきた。作品は一緒じゃなくても応援しあったりも気持ちがいい!

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