夏の終わりの青島青子とタイムスリップ。

夏の終わりの青島青子とタイムスリップ。

昨日の夜から急に涼しくなった8月18日。そういえば参加すると言っていたBBQなる集いに行ってきた。非常に珍しい。だがそんな場所にも気軽に顔を出すやつになりたい。暇は作り出すものだと思うから。いつでも暇そうにしていたい。

誰が参加するかわかんないまま集合場所に行くと青子がいた。思わぬ再会だったけど、わりといつも通りにお互いに接した。「お局ちゃん御用心!」も「名探偵青島青子」も主演の名前がタイトルになっている。一瀬尚代女子は片岡自動車工業の第二回公演でヒロインを勤め上げてくれた名女優だ。山奥の澄んだ川に足をひたして無邪気に遊んで魚を発見しては声をあげていた。また一緒に作りたいなぁ。いっちー。いっちーかと思えばこちらはたっしー。

アクロバティックでエンターテイメント性あふれる彼だ。一緒にバッタを捕獲して童心に返った。バク転をしようね、と約束もした。なんでも積極的に取り組む頑張り屋さんで真面目な彼は知り合ってまだ一年くらいしか経たないけど、すっかり仲良しだ。

おれも川遊びをしてみた。靴下と靴を放り投げて。土曜日の朝から集団で遠出してはしゃぐなんて過ごし方が今までになかったのだけど、わりとすんなりと馴染めた。ような気がする。上流にあたる川の底の石たちはまだ川の洗礼を浴びていないせいかゴツゴツと日焼けもしていない足にダメージを与えてきた。いてて、と言って体制を崩して腰をダメにするような体幹ではなくなった。自由自在だ。ビバ背筋。

石を投げたり。

石を割ったり。

水切りショットしたり。

堤防を作ったり。

埋立地を作ったり。

良い感じの石を探したり。

それでまぁ、やっちゃうんですよ。石積み。賽の河原でもないし苦行でもなんでもなく楽しくてやっちゃうんだけども。ほら、みんなもやってる。やればわかる。絶妙なバランスで石を積み上げる快感が。

当てたてのアッシュ色のパーマで頭皮はズタボロだけど、良い1日だった。初めましての方もいた。一日中、男とばっかりつるんでいた。

この施設の一番高いところに山小屋があって、急な斜面を制さねば辿り着くことはできない奇天烈な場所なんだけど、登ることができた。山小屋の中には、小さな男の子と女の子がいた。親は山の下で涼んでいる。プレイスレスな空間とドキドキと夏の日差しから隠れるような暗がりで、小さな二人に被写体になってもらった。

なんとかして本人に送ってあげたいくらい良い写真だ。こんな写真をみていたら「ゼクシーナンシーモーニングララバイ」を思い出す。隣には青子がいるのに。やっぱあの作品は不滅だよなぁ。と思った。

そして片岡自動車工業vol.5のタイトルが舞い降りた。演目は冗談からはじまったやつ。それを日に日に大きく温めてきて、今もまだ温めている。だからそう、次回公演はします!

片岡自動車工業ね。もうvol.5か。「ツンとドラ」「劇団925」「ラビットハートプロジェクト」まだまだ盛りだくさんだけども、片岡自動車工業の次回作で新しい伝説を生み出したいんだ。それくらいぶっとんだタイトルでもある。片岡自動車工業が次回どんな公演を打つのか、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

誰か良い出会いないかなぁとも思います。新しい人たちに片岡自動車工業に出演してもらいたいし。

そしてタイムスリップが4年前。今思い出すべきことをしっかりと思い出させてくれた。また一歩、力強く前に進むのだ。のだ!

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