左手の薬指。

左手の薬指。

こんばんわ。殿村ゆたか+メロンオールスターズ「ファイト(仮)」、オープニングアクトで弾き語り終わりました。ご来場いただきありがとうございました。

大江さんがレゴブロックみたいな顔になってるけど、良い集合写真だ。混ぜてもらいました。殿村ゆたか氏の為人が全面に出されていた公演でした。二朗松田さんの脚本や構成が光ってたし、彼の書く短編は好きだなやっぱ。脚本もさることながら足し算引き算やつなぎのセクションが綺麗になされていた演出面が見事だった。なにより殿村さんへの設定がね。

作品の中ではもう本人にも伝えたけど、真壁愛氏が歌ったラストナンバーに込み上げるものがあった。個人的にはあの曲があるのと無いのとでは作品全体の満足度に雲泥の差があるような気がする。目玉になってた。どうしたって劇団時代を知っている者の物言いになっちゃうけど、良い女優になったなぁ真壁ちゃん。

自分については、セプテンバー酒井さんとのダブル前説みたいになってたけど、すさまじいネタのあとだった。

自分は歌がうまくはなくて、子供の頃からまわりにはうまい人がたくさんいて、自分はそうではないということも自覚していて、さらに演奏もすごくうまく弾けるわけではないことも自覚していて、人前で歌うのは、その一生懸命であったり好きであったり以外では勝負できないこともよくしっているので、今まで結構ちょけてちょけて来ましたけど、わりと自分の人生に大きな影響を与えてくれた「JAM」を一生懸命演奏することは、今の自分も変わらなきゃと思っていたからだし、一歩前に前進できたような気がしするなぁ。大事な経験となった。

レアな写真。
せっかくかたくなった左手の薬指の皮膚、弦も張り直したんだしちょこちょこ弾こう。うまくなろう。努力は実るからな。

さても、いよいよもって片岡自動車工業の公演に全力投球。
昼も夜もなくパソコンを向き合う日々。でまぁ現在全体の半分を超えたくらいのところまで進んでるけれども、ここに至るまで大きな人事が3つもあった。それはそういう事なんでしょっていう事から、は?って思う事もね。

「信じてる」だの「わかってほしい」だの、普段から甘えた事ばっか言ってるやつは土壇場になったらすぐに動転しやがるな。「やる」と決めてみたり「やらない」と決めてみたり、本人は決め続けてる気でいるんだろうけど、結局何も決めきれていない甘ちゃんでしかない。一回決めた事は最後までやれよ。とはもう言わない。

舞台上なんて恥かきに行くようなもんなんだから。おれはおれのおもしろいを続けよう。かっこいいかどうかは自分で決める。

シェアする