突き抜けた。

突き抜けた。

おれです。こんばんわ。どうしても深夜の更新になっちゃう。

三連休の最終日「何億年先でも」のドレスリハーサル。衣装はずいぶん前から植田さんから頂いておりましたが、衣装の形状も相まって、着用しての通し稽古は初めてでした。

ネタバレネタバレ言うてたらなんにもできませんけど、最近たまにあるじゃないですか。本番衣装これです!みたいなのをSNSで発表するところ。個人的にあれは、演劇を相対的に見るとマイナスのような気がする。だって本番の楽しみ減っちゃうじゃない。それと同じで女優も、普段からの露出が増えただけに、ここ一番で勝負!みたいな刹那的な輝きが鈍っている気もします。時代遅れなのかもしれない。おれはおれが大事に思うことをブレずにするだけだ。

「何億年先でも」のランタイムは27分。
まりえちゃんの芝居にドライブがかかった。今回の作風的にドライブは必要ではないと思っていたけど、まさか融合するなんてことがあるとは。底力は見せてもらっていた気でいたけれども、底がしれなくなった。一人芝居経験者は演技がガラッと変わる人もいるけど、まりえちゃんもそうなってくれると思わせてくれる通しだった。

技を技として繰り出す事はせず、ただただそこに生きてくれていた。ストンと胸に落ちてくる感覚が、ここにきて飛び出たのでハートをキャッチされた気分だった。やっぱ間違ってないよ、この芝居はいいやつだ。ありがたい事に本番までまだ一週間ある。稽古で、この先を見てみたくなった。

おれとまりえちゃんのタッグ感は、こういうことだ、という答えがしっかりでた。狙い通りでもあるので、クオリティを上げつつ、インファイトをしていきたい。

おれの幼少期の写真。警察になりたかった覚えはない。
「何億年先でも」はこんな時代のお話を切り取ってます。

明日は稽古総見。キッカケも洗った。素材も揃えた。イメージも伝えた。台本も作った。
たぶんINDEPENDENTというフェスに対して、おれはいま、一番臆病な気がする。臆病である事は演出には必須だと思っている。

先生。いつまでも臆病でいるおれに勇気を与えてくれたのもあなたでした。