こんばんは。日刊片岡自動車工業です。
今日は午前から大忙しでした。
スタミナが切れる頃、上田ダイゴさんと共に阪急梅田ソラトニワステーションにて、即興ラジオドラマの収録。実は、僕はゲストの予定でもなんでもなくて、急遽穴が空いたのでピンチヒッターを務めさせていただいた次第です。
上田ダイゴさんとは「月雪の娘」でもおもいっきりコンビ役。まだ打ち解けきっていない中、お邪魔してきました。ダイゴさんのMCはすごい。ペラペラ回るし、なにしろ頭の回転が早い。代打の自分は、なんぞゲストっぽいポジション取りで、アシストに徹したつもりでした。しかしいい感じに話を振ってくれるなー。
でコーナーの中に即興ラジオドラマというものがあって、8分のものをダイゴさんと二人で即興で演じさせてもらいました。なんかひさびさで弾みました。また放送時間みたいなのがわかったら記載します。是非。アーカイブとかもあるのかな?
わかんない。
スタジオを飛び出しムーンビームマシンの稽古へ。ダンス練習でした。ここは早く覚えてスムーズに役割を果たしておきたいところだったので充実稽古でした。まぁ、でもヘロヘロですけどね。実際ちゃんと踊れるように魅せれる段階まで持って行くために自主練も必要だな。
昨日も書いたかも知れないけどSarahさんの演出は初めてで、拘りがわりとはっきりしているので、演じ手としてはやり甲斐や遊びどころが見つけやすい。歌やダンスのシーンなんかは、クールでかっこよろしいです。
※僕がちょっとだけ参加するところは、かっこいいのとはちょっと違ってる部分なんですが。
さて。
まぁ色々、さらけ出して行こうかなとも思いますけど。今の現場とは全く違うお話。
芝居って、ほら、僕の感覚で言えば初共演だったり、共演すらしていない方もたくさんいらっしゃる中で、年上の方は、全員先輩になっちゃうじゃないですか。そりゃ人生において目上の方は先輩に間違いないし、敬う気持ちを忘れちゃいけない部分もありますけど、ぶっちゃけ、ぶっちゃけね、あんまり敬えない先輩も中にはいるわけなんですよ。これもう完全に僕目線の話なんですけど。
数年前から「人事を尽くす」「任がある」「適材適所」みたいな事に注目していて、役者には役者の人事がやっぱりあって、それと同じように脚本や演出にもそれぞれ人事はあると思うようになってる昨今で。
例えば、脚本家の脱稿が大幅に遅れてしまったり、演出家が全然思いつかなかったりしたとしても、否が応でも本番までのタイムリミットは迫っていて、そのぶんのタイムロスの穴埋めをしなきゃいけないのは、だいたい役者だったりするんですよね。なんかもう、そういうのが当たり前みたいになってきてて。
ちゃうんじゃないか?
と。
もちろん演出家だろうが役者だろうが人間なんだし、ミスもあるんだから、補い合いながら進めるのが一番いいんだけど、ほれ、いるじゃないですか。台本が出来上がった途端に、意見が変わったり偉そうになったりする人。いやまあ脱稿してくれたからいいんだけど(ついには脱稿しないまま本番をむかえた芝居も昔はありました)でももっと準備出来てたよね?みたいな部分にすぐ思考がいっちゃうというか。
自分の現場でも、やっぱりそう思わせたりするのがストレスで、これは別に偉そうにしていたいわけじゃなくて、少しでも役の事を考えてもらえる時間を作る努力をするのが、主宰や脚本家や演出家の人事だと思うようになりました。
もちろん現場においてボス的ポジションの人物は確実に必要だし、どんだけ雑で間に合ってなかろうが、些細な事を気にしていたら舞台なんて立ってられんのですけど、すぐに人のせいに出来ちゃう役職ってのもあるんで、言われのない詰りみたいなのに遭遇した際には個人的作業に徹したりもします。そうならないのが一番なんすけどね。
なんだかんだで勉強はさせてもらってばっかりなんで1にも2にも感謝ですけど、3とか4とかになると、ツッコミも入ります。
あと、なんか最近になってすんげー言われるのは「片岡さんって自分とこでは、めちゃめちゃ怖いんでしょ?」みたいなコメント。やたら言われるんやけど、怖くなくなったから言われてるの?
ほんまに怖かったらそういうの直接言ってこないよね。実際会って印象が変わった、とか、昔を知ってる人ならいざしらず、全然絡みがなかった人にまでそんな風に言われるのは、どういう伝達でそんなことになってるの?と思う。
うん。
あのね。
いいよ、もう。
そのあたりは。
怖いで。
人の噂って本当に怖いねーっ!
怒るか、怒らないか?
とか聞かれても、そりゃ自分なりにお客さんに喜んでもらえるクオリティは目指してるんだから、怒る事もあるでしょう。天使じゃないんやから。ほんでニコニコしてたらしてたで、逆に怖い、とかにもなったりする。
なにがなにやら!