ムーンビームマシン「月雪の娘」終了。
こんばんわ。片岡自動車工業です。どうも。
ムーンビームマシン「月雪の娘」全公演無事終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。初共演の方も多く稽古からずっと刺激的な毎日でした。
写真は鈴木洋平氏、一明一人氏。同じ年な三人です。三人が同時に舞台にいる瞬間は限られていましたけど楽しかった。アクトリーガーだとしても、全員別々のチームでしたしねぇ。でも達者な二人と共演できたのが本当に楽しかった。いろいろ試行錯誤もできました。
で、コンビ役の上田ダイゴさんとは写真がなんとありません。まぁ記念撮影する感じでもないし、後半は全然出会わないですし。なんともやりがいのある役をいただきました。虎吉。
座組の中では、若い男子三名が、どんどん成長していって、小屋入りしてからもたくさん経験になっただろうなぁとしみじみ。「最近の子は」みたいな言い方をするわけじゃないけど、自分が目線を合わせるわけじゃなく、厳しいことは厳しい。あかんことはあかん。ようやった時はようやった!そんな風に、心に刻まれてればいいんだけども。どこの子や?みたいな、誰の教え子なん?みたいな感じもねぇ、ちょっと出ますよね。じゃあ自分と一緒にやってた若い子たちはどうなってんだって、やっぱ「ああ、あそこのこ」かとか思われてんのかもしれませんけど、基本失礼な奴が多いもんな。自分も含めて。そのぶん面白けりゃいいとか思ってたりしてないか?いくつになっても自問自答は続けなきゃいけないな。
10周年記念ということで、自分もまさかムーンビームマシンさんに出演する機会があるとは思ってもみませんでしたし、打ち上げで「なぜ僕出ることに?」みたいな質問もしてました。
Sarahさんは、外からみて感じていた事と、中に入ってみて感じた事のギャップが凄すぎた。わざわざ特筆すべき事でもないし彼女のイメージも大事にしたいので、詳しく書いたりはしませんけど、愛のある現場でした。みんなが明確な目標に向かってきっちり上がっていった、大所帯の見本といっても過言ではない公演だったような気もします。一人ユニットをしているからこそなのか、どうしても手が回らない事もたくさんあって、それを支える人たちもちゃんと集まっていて、そりゃ全部がうまくはいかないかもしれないけど、彼女の事をよく知っているメンバーがサポートをしていました。もちろん最前列でぶっ飛んでるのはSarahさん本人だったけど。
参考になる現場だった。
実りある公演だった。
参加できてよかった。
といっても、現実はそんな公演ばかりじゃないわけでして、また、ちょっとでもこんな公演を増やすべく、自分もまた頑張りたいと思うのであります。
なんと驚いた事に札幌で一人芝居をしていたゲンコツ人間が見にきてくれた!
これにはさすがにテンションがあがった。福田さんと三人で写真とってもらいました。むちゃくちゃキレてるコンテンポラリーダンサーなんですからね彼!
福田さんも良い女優さんでした。知ってたけど、客席からみてるばかりだったせいか、初共演でこんな風にして作るんやぁとか思いました。制限の多い役での、瞬間瞬間の切り取り方が絶妙な女優さんで、もっと彼女の事をしりたくなりました。
よく来てくれたなぁ。というか、札幌では僕、脚本演出だったから、舞台には立ってなかったし、僕の演技は初めてみたらしい。それってどうやったんや!イメージ通りやったんかなぁ。わからへんけど、でも彼のことは大好き。関西のみんなにも知ってほしいなぁ。
さて。まぁここ三年バタバタしていましたけど、この公演が一つの大きな分岐点でした。オファーをお受けした時からうすうす感じていたけど、HEP HALLで誰もそんな事はしていなさそうな、体を使ったパフォーマンスに、芝居のスタンスを戻してみました。鍛錬は必要だけど、体は嘘をつかない。やっぱ楽しいんすよ!動くの。まだまだ序盤ですけど、アクターとしても活躍していきたいなと思います。
さてはて。
今週から怒涛の宣伝美術業務、演出業務、映像の発注。もろもろ、未発表の事も含め次に進みます。今後ともどうぞ宜しく願いします。
笑われていこう。
千秋楽、風邪ひいてたのは内緒ね!