ゆっくり青子の事。
なんのこっちゃさっぱりな人はすいません。片岡自動車工業です。
犬の世界に飛んで、さらに犬の生死の狭間の世界に飛んだシーンの事。
河上さん演じるゴールデンレトリバーと歴代の犬たちが、主人公の相棒エンジェルに問いかけるシーンがありました。これは御存じの方もひょっとしたらいるかもしれませんが、昔にやった作品と非常に酷似した作りになっておりまして。中でもビリーという涎が垂れた犬は、数年前の作品でも袋小路林檎さんに演じてもらっていました。エンジェルを演じる南雲飛鳥ちゃんも、前はこの歴代犬の中の一匹だったんですけど、エンジェルのお話。取り仕切る河上さんもご立派でした。薬飲んでぶっ倒れた犬が垣間見た幻みたいなシーンですがBGMは蒼いうざぎでした。色々とやばいです。
公演が終わりまして麺のコラボも終わりまして、いつまでも振り返ってばかりもいられませんので、公演の膨大な裏話はDVDの副音声で語って参りたいと思います。
美術もかっこうよくて、赤星さんの映像も冴え冴えとしていました。また別の形で常にチャレンジャーでありたい。
マンネリと戦ったり、戦わなかったり、理屈と向き合ったり、屁理屈で切り抜けたり、たりたりしましたけど、理由なんかいらんやろ? だいたい理由なんかないやろ? みたいな自問自答で、どのシーンも突然やってくるし、満を持してくれるわけでもないので、大江さん演じるえつ子が言い放った台詞みたいな事はわりと常々考えている事で、トラックと衝突するみたいな衝撃的な事でも、心がもっていかれて対応できる人と出来ない人といますけど、僕は対応したいし出来るやつだ、なんて考えていたらそうでもなかったわけでして。
向き合う事はもちろんするけど、時間しか頼れるものがなかったりもします。
そんな風に集まって頂いた座組のおかげで、新しい景色が見れました。これを糧に、やっぱ面白い事をやるっきゃないっすよね。「突貫!拙者の一夜城」へシフト。吉田君はすでに全力通しを見せてくれて、まだまだ成長するこの作品!ってな具合で、札幌へ向けて熟成させております。
あんまり言いませんけど、頑張ります!