最後の休息。
こんばんわ。がっしがっし追い求めてガツガツ稽古するのも大事だけども、本番前にしっかりと休んでもらう事も大事。その休み明けの稽古の伸びがスゴかったりもする。メンタル面を立て直したり好きな事したり、ボーッとしたり、そんなリラックスの中にも芝居のヒントはたくさん転がってますもんね。こんばんわ片岡自動車工業です。
稽古は休みですがカウントダウンは休みなし。なんと本番まで4日になった。
ビジュアルがすごい高評価の真壁ドーベルマン。本番ではどんな形になるのか、お楽しみに。
打ち合わせと、残りの業務をかなり進めて今日記をしたためている。これが終わったら、パンフレットの挨拶文を考えたいと思います。それはそうと、こんな日に、小屋を抑えさせてもらう電話をした時の事を思い出す。企画書作ってアポとって、劇場の門を叩いて、「あ、一人でHEP HALLを抑えようとしてる、大丈夫?」みたいな不安と向き合いながら「いや、名探偵青島青子-劇場版-」という演目はこの劇場空間じゃなきゃ出来ないんだから頑張らなくちゃ!
先週がクロムモリブデンさんで、来週は壱劇屋さんでしょ。こんな人気劇団に挟まれて大丈夫か的な部分はたくさんありました。
ほんで、川端や中元、真壁がいっぱい力になってくれまして。
赤星さんと西本さんとは打ち合わせを随分長くいたしまして。
よっしーには二人っきりで本読みに付き合ってもらいまして。
kasaneと堀川さんとでビジュアル打ち合わせをいたしまして。
ワルタンにめちゃめちゃ協力してもらいまして。
出演オファーをいたしまして。
ダンサーさん達ひとりひとりとお会いしまして。
谷内さんにも骨を折って頂きまして。
いっちーと飛鳥に声をかけたところから始まった青子。たくさんのはじめましてが混在して、あれよあれよと言う間に稽古が始まって、最初はやっぱり不安だったけども、創作の現場で誰も手を抜かないで僕のやりたい事に耳を傾けてくれて、今や僕のやりたい事をとっくに超えた次元で物語が展開しはじめました。
ランタイムは1時間53分くらいです。
旗揚げ公演の再演で、何故新作をしないのかとたくさん声をかけてもらいました。体調の事もあるし、一人ユニットでどこまで出来るか、行き当たりばったりでチケット代を取るのがどうしてもできないという思いもあって、その頃から青子の事はもう視野に入っていて、新作は二本目から!と決めておりました。この遠回りは実に自分に取っても必要な事でした。
満を持して。ちょくちょく聞きますが「誰のやねん」と性格の悪い僕が言います。
僕の満が持しました。
不必要な人がどこにもいない、僕なりのエンタメ。殺陣とかありませんけど、ちゃんとしたエンタメを作りました。バカみたいかもしれませんけど、笑って泣ける、ガチガチインファイトのエンタメです。
明日は最終稽古。僕はその前に積み込み作業。
やれる事は全部やる。
物販にサスペンスガチャガチャ、ご用意します◎