躍動感。

躍動感。

稽古稽古の毎日です。どうも片岡自動車工業です。

季節の変わり目、寒暖差があるせいでなかなか体調管理も大変な時期。気合い充実でチーム青子は前進しております。

この日は朝からダンスリハ。僕は紙とペンで粛々と書き物。ダンサーの踊り込みがすごい。それだけでなくアイディアのディスカッションが始まっていて、すでに演出の手を離れているような感覚。勝手に面白くなって行く。

夜は役者の稽古。
通しに向けて終盤の詰め作業を行う。中元氏はたぶん自分の役割みたいなものをしっかりわかっていてそれを体現するのに四苦八苦している。心にずどんと響くコメントでもできればいいのだけど。色々なボタンをぽちぽち押す作業。
この作品、女優さんがみんなスゴいなぁと思えるように考えているんですが、とりわけ清水かおりさんにはヨークシャテリアという奇妙な役をお願いしていてですね。客席から一方的に何度も拝見したし、僕の脚本でも身を窶してもらったし、共演もさせてもらったけど、今回は身震いするような役をお願いしていて、なんか今日の稽古でその片鱗が見えた。なかなかいないと思うんですよね。気持ちに嘘つかないで芯のある芝居を体現できる方は。

感動は恥ずかしさの向こう側にしかないっすよー。みたいな事言いながら、そもそも観客に感動をもたらす以前に、自分たちの心は震えているかどうか、それが一番大事だし。それをどう舞台に乗せる事が出来るかは、演出の仕事ですよね。

なんか稽古中にいっちーが鼻血出てたらしいんだけど気付きませんでした。えらいこっちゃ。なんで出たんだ鼻血。

スタッフとの細かいやりとりが増えて来た。支えてくれるのは演出助手の小山君。

【本日のハイライト】
吉田くんのたった一言の台詞、本当は後から山田くん、洋平ちゃんと続くんだけど、彼の一声だけでやっぱこんなにも引き締まるものなんですね。男もちゃんと仕事してますから。

【本日の迷言】
片岡「いっちー飛んで」
一瀬「(ジャンプ)!!」
南雲「下手くそかよ」

シェアする