新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

皆様、新年明けましておめでとうございます。片岡自動車工業、片岡です。
いやぁ前回の更新から随分経ってしまいました。忘れていたわけじゃありませんが、充実した2025年があっという間に過ぎ去って行きました。

新作「エターナルチルドレン」と寄稿いただいた脚本の「ツキカゲノモリ」の二本立ての下北沢駅前劇場での公演も終わってしまいました。何から書けば良いのやら!

東京での活動をし始めて3年。駅前劇場で「また来てくださいね」と「お帰りなさい」を言っていただきました。出演者の皆さんも含めて縁が繋がり形になったとても大切な公演となりました。僕自身も前回の駅前劇場での公演には出演していなかったので、そういう意味でも初進出でありました二本立て。無茶苦茶な企画だったなぁ。

2025年はもう本当にたくさんの作品に関わり、そして片岡自動車工業も間もなく10周年が見えてきました。ま、まさか一人ではじめたこの演劇ユニットが10年も続くだなんて。と、長く続けば良いというわけでもありませんが。

ここ数年で自分を取り巻く環境や、自分自身も大きく変化してきました。創作に打ち込んでいたいであるとか、暇な時間を呪ったりだとか、忙しそうな同業者を羨んだりだとか、そういうよくわからないものへの執着みたいなものは消えて、ただただ人事を全うする日々です。とは言いつつ見えるものも違ってきて、それはそれで別の問題とも向き合ったり。環境が変わる事で、自分自身に起こる小さな異変があって、それは身体的なものも、精神的なものもあって、小さなものが積み重なって徐々に隠しきれなくなってきて、「こりゃいよいよ自分と向き合う時間をしっかり設けなくちゃ」なんてことも考えたりしつつ、スケジュール的にそんな事は言ってられなかったり。

サブカルチャーの町・下北沢の夜、一人で歩き回ったり、いつも自転車で通える場所へ電車で向かったり、いろんな新しい景色を見ながら、新作を作ってました。

そして今日ようやくこうして書いているのは、今年3月に任を終えるファミリーミュージカルの脚本が脱稿したからであります。

若手の頃の僕は、脚本家志望ではなかったので、同期の人物が書いてくれてたんですけど、コントくらいは書いてました。書ける人は天才だなぁと思ったし、少なくとも自分は天才ではないから、その分を何かで補わなくちゃいけなくて、勉強したり、ただひたすらに考えたり、書き続けたりしてます。で、昔劇団やってたわけなんですけど、その時も脚本は別人が書いてました。脱稿が遅くなりがちで、長くやってたらしょうがないことなんでしょうけど、その問題を抱えながら公演を行う形態に疑問を抱きつつ、劇団は劇団で締めくくり、一休みして、さぁやるかってな具合で、片岡自動車工業を始めました。稽古は脱稿している状態でしかスタートしない、という目標を掲げ、それは大したことではなく、ただ単純に自分が後から慌てたくない、人に迷惑をかけたくない、みたいな理由なんですが、自団体に限らず、外部寄稿に関してもそれは目標としているところでもあります。

で、ミュージカルなんてそもそも膨大な準備が必要なジャンルに取り掛かるときには、特に締切日は設定されていないんですけど、顔合わせとされている日の1週間前くらいには脱稿はしている状態を目指し、それを今年で5年続けることができて、アウトプット続きでクタクタになり、不安に押しつぶされそうになりながらも、完遂することができました。いやぁまだ第一稿なので改訂作業はこれからなんですが、それでも第一歩、何もなかった空白から物語を捻り出しました。

これから最後の楽しい時間がやってくるぞ。

長々と書きましたが、後になって自分で見返した時、少なくとも今日はこんな気持ちだったよって思い返すためのものであり、新年のご挨拶のタイミングでなんだかすみません。

1日のうちに、ポジティブなことが1000個あって、ネガティブなことが1個あったとしても、なぜかたったひとつのネガティブに思考を占領されるような気持ちから、なかなか抜け出せなかったりしますが、ひとつでも多くのポジティブを生産するために、そのポジティブを周りの大切な人たちと共有するために、ネガティブともじっくり向き合っていきたいと思います。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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