2023年ファミリーミュージカル

2023年ファミリーミュージカル

どうもお久しぶりです。片岡です。日々精進しております。
最近いよいよを持ってスタートした吹田メイシアターファミリーミュージカル「ドコゾノ旅一座の冒険譚」。新作です。短いスパンで新作を4本目、準備も含めると5本作成中。作家冥利に尽きます。

ミュージカルの準備は本当に大変。作曲や歌唱指導、振付の皆さんにまずイマジネーションを膨らませてもらえるように、プロット組や脚本の仕上げ作業がかなり前倒しになる。全くミュージカル作家の方々は凄まじいイメージ力でされているのだなぁと感嘆します。

今回のタイトルでもある「ドコゾノ旅一座の冒険譚」に登場するドコゾノ旅一座は前年度の「愉快な国の毒舌王妃」に登場したあの痛快な旅一座です。今回は物語の主軸として描こうと思ったのは、悔しくも前年度のファミリーミュージカルが、初日のみの本番一回だけであとは中止になってしまったこともありますが、実はこのドコゾノ旅一座と言うのは、僕が主宰するRABBT HEART PROJECTの第二回公演で上演した「ファンタジーのつくりかた」で出てくる奇天烈なドコゾノサーカス団から来ていたりします。実に連鎖的。

片岡自動車工業の公演では「商店街の話」という前代未聞の三部同時上演を行いました。これは時系列もほぼ同じ、登場人物たちも同じ、目線や世界観を変えて立体的に構築した物語だったので、とても大変だったのだけど、今回のファミリーミュージカルも連作といえば連作であります。

外部で連作を担当させてもらえるのは非常にありがたいことです。ミラーボールもそうでしたが。そうそう、ミラーボールで思い出しましたけど、そこで知り合った川嶋や川上は、いつの間にか片岡自動車工業の仲間に、そしてミラーボールで知り合った久々の出演者も出てくれるので本当に楽しみ。

そう。何が言いたいのかというと、大変だ大変だと思いがちですが、大変な分だけ楽しいも待ってる。後から思い返して、めちゃめちゃやってたなぁと思える作品を毎回作っていきたい。

シェアする