リハ①。

リハ①。

「名探偵青島青子 -劇場版-」リハ始まりました。
梅田で集合してダンススタジオへ。PCと台本とチラシとポスターが重い。
稽古初めは、ダンスでも自己紹介から。当たり前の事ですがこれを欠いては何も進まない。親しき仲にも礼儀有りの精神。

斉藤千秋(ちい)、鈴木麻衣子(まいっち)、GAMIさん、MISATOさん、田中美聡さん(みーちゃん)、中元優那、そして僕。いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされるわけである。若干の緊張を持ってスタジオへ向かうが全員が方向音痴という出ばな。なかなかいい座組だ。良いではないか良いではないか。

ダンサーリハから始まっちゃったけども、芝居の内容を台本に則して説明していく。なるべく丁寧に説明したつもりだけども、そもそも物語のあらすじみたいなものを説明する事の野暮さみたいなものにフと我に返ってしまったりもした。我ながらなんて野暮なことをしているのだろうか。心の中で「役者の芝居を観てもらえれば」みたいな言葉を何度も繰り返しながら、説明。

ちいとまいっちは、僕の作品に何度も出てくれている頼もしい存在で、今回はナンバー毎に振り付けを持ち回りしてもらっている。ちいの振付とまいっちの振付は全然違ってるんだけど、観察力の強い振付総括の正安寺氏の割り振りが奇麗にキマっていて、ちょっと痺れた。これはダンスシーンだけでかなり面白くなりそうだ。注文つけながら笑ってしまった。役者もそこにいる算段なので。中元の事に関して特筆するのはもう少し先延ばしにしてみます。

夜。
舞台美術の西本さんと映像の赤星さんと三人で打ち合わせ。美術のプランなんだけど、どえらいもんが来た。想像してたのと全然違う。イメージの擦り合わせによって新演出みたいなものが思いついてラッキーみたいな。「なるほどー!」みたいなのもらった。西本美術は前回も素晴らしかったけどますます冴え冴えとしている。僕のわがままも存分に聞いてもらってるので、すんごい世界観が飛び出しそう。

映像の赤星さんからおもしろいアイディアももらって、ますます面白くなりそうなんだけど、実験が必要になってきた。いい大人三人で実験がどうのこうの言い始めた。悪巧みもいいところだ。

劇場で見るのが楽しみになると共に、こう思い始めた。

観客として見たい。

(↑不可能)

わりと素直に思い始めた。
結構どえらい山を登ろうとしてないかコレ。ヤバくないか。オリジナルになる「スーパーソニックジェット赤子」も演出と出演者の尽力によってうまく舞台に乗せる事が出来たと言う自覚があったけど、テキストは無茶苦茶だった。今回はそれの上を軽く行っている気がする。ますます変態になったと言う事かもしれない。

明日は役者の稽古①だ。読み合わせなのだ。

●三月に入ってからずっと気を揉んでいた案件が片付いた。永遠とも思える日々は、目まぐるしく過ぎ去る日々へとステージアップする事になる。

BLOGだけでなく、呟きも増える。そしたらフォロワーが減るんだ。それかこっそりミュートかけられるんだ。

ウェあぁ!!

写真なんか撮らなかった。忘れてた。というより撮る気がなかった。

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