実に5ヶ月ぶりの更新。
なんだか色々あってBLOGのページにアクセスできないまま、脚本・演出公演が終わってしまいました。お久しぶりです。片岡です。
片岡自動車工業シアター・ドラマシティ公演
「元祖 お局ちゃん御用心!!」にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。6年目になった片岡自動車工業。前回のドラマシティ進出公演から、いろんな課題があり、課題をクリアにしてゆく公演でした。
酸いも甘いもあった貴重な公演でしたが、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでの公演開催は簡単ではない。一人ユニットでは容易に手が出せる劇場ではありませんが、劇場プロデューサーさんのご厚意もあり再びあそこで自作を上演する事ができました。一度行くだけならマグレでもいける。二度目からはそう簡単にはいかない。その言葉を自分に言い聞かせつつ、コロナ禍の押し寄せる想像を絶する困難ともしっかり向き合い。代表作「お局ちゃんシリーズ」のさらなる姿を見ることが出来ました。一回きりなのが本当に勿体ないなぁ。
また片岡自動車工業の公演では初のアンサンブルキャストの起用。RABBIT HEART PROJECTや過去の自分の外部作品で、彼女はきっとハマるに違いないと思った選りすぐりの6名にお声かけさせてもらいました。ベテランゲストの皆さんが「アンサンブルキャスト全員が素晴らしすぎる」と世界観を押し上げる重要なポジションを120%で体現してくれました。まだ20代前半の彼女たちがいつか「ドラマシティの舞台からの景色を知っている」事を武器に、活躍をしてくれる事を夢見ています。
書きたいことはたくさんありますが、ちょろちょろと手記代わりに記してゆきたいなぁと思います。
もちろん良いことだけではなく、ちゃんと壁にもぶち当たり、長年頭の中で言葉になりきらなかった思いがくっきりした公演となりました。これを礎に、これから新しい方向へ面舵いっぱい。
それにしても関西の小演劇界という場所は、もう括りとしては崩壊しきっていて、新たに生まれ変わる節目にあるんじゃないかと思っています。有望な若手はたくさんいるのに、指導者が少ないというのも、良くない傾向なのかもしれない。
巷では、公演という旨味につけ込んで、若い表現者から搾取だけして逃げるなどを繰り返す輩も現れていて、脅威に感じている。フリーで活躍するみんな、どうかその目で、その感性で、しっかりと判断して自分の進退を決めて欲しい。
「元祖 お局ちゃん御用心!!」の細かい感想については、また書きます。
読んでくれてありがとうございます。
片岡は今、溜まったデスクワーク、1月公演のプロデュース業、外部デザインワーク、それに3月にある吹田メイシアターファミリーミュージカルの脚本、執筆、作詞、構成でパソコンと指相撲。会えるうちに会いたい人には会っておきたいなぁ。
LOVE。