観劇とご挨拶と作業。
「名探偵青島青子 -劇場版-」の事に集中。日進月歩です。どうも片岡自動車工業マンです。コーヒー片手にパチパチパチパチ。やる事はまだまだある。気力との戦いでもある。
ラテアートもついにここまできたか。
今回初めましてのダンサーさんとお会いして色々説明する。説明は苦手なのかもしれない。そんな事いっちゃおれんのだけど。とにかく引き受けてくれたダンサーさんたちの心意気にしっかりと応えるよう気も引き締まります。劇団時代から世話になっている中元女子にもガツガツ手伝ってもらう。ありがたい。
フライヤーデザインの進行。なかなか手応えあるんだけど、どうかなぁ。
と、今回主演を務めてくれる一瀬尚代さん、そして前回ヒロイン(の一時代)を務めてくれた丹下真寿美さんの出演している芸術創造館のアクアクを観劇。観劇前、挟み込まれているチラシの束を見て、色々参考にしたり頭グルグルする。
僕は演劇評論家でもないので、作品自体への評価みたいなものはあまりしないけど、盛り上がっているようで何よりでした。そりゃそうだ劇場プロデュースだもんね。盛り上がんなきゃ。ともあれ二郎松田さんの台本を初めて拝見。泉氏の演出もガッツリ拝見するのも初めてに近い。こう言う形態の作品は、作家も演出もゲスト的なポジションで、役者ももちろん、各々の役割をうまく機能させるには、プロデューサーの力で左右されたりもするんだけども。
色んなジャンルの感性を持った俳優が一同に介するこういう公演では、演出の苦労もひとしお。もちろん力のある俳優は自力でなんとでもしてくれるけど、全体のバランスを取ったりスタッフワークと向き合ったり、脚本の意図を汲み取ったりと、なんか見てるだけで泉氏が如何なる苦労を経て上演まで持って来たのか、みたいな演出目線で見てしまったせいで、作品をニュートラルに見れなかったかもしれない。
稽古不足なのかなんなのかわかんないけど、劇中、随分と台詞を噛み倒していた俳優がいて「調子悪いのかな」とか心配しながら見てたら、カーテンコールで急に誰よりも胸張ってキラキラして、なんだったら他の出演者に茶々入れのコメントもしたりもしていて、それを観た瞬間「あ、これさぶくてアカンやつや」と、作品の面白さについての感想みたいなものがスッとひっこんでしまった。たった一瞬でも、せっかくみんなで積み上げて来たものが崩れ落ちたりもするんだなぁ、と自分の身に置き換えて気をつけようと思った。
観れて良かったです。