「スーパーソニックジェット赤子」後書き。

「スーパーソニックジェット赤子」後書き。

片岡自動車工業シアター・ドラマシティ公演「スーパーソニックジェット赤子」1度きりの公演、無事終了いたしました。本当にたくさんのご来場、誠にありがとうございました。

初の大劇場。梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。演劇の聖地へ。学生の頃に憧れた場所へ。一人ユニットですいません。生意気ですいません。旗揚げ4年目ですいません。

たくさんの拍手、たくさんの興奮、開演中ずっと僥倖が続きました。一年以上かけて、12月10日19:00から20:40までの間のために、お席に座られたお客様に終演まで楽しんでいただけるように心を込めて全力投球して来ました。一人で全力投球してもただの壁当てだったのですが、19名の頼れる出演者の皆様、ずっと片岡自動車工業を支え続けてくれたスタッフの皆様、そしてご来場いただいた皆様のおかげで、スーパーソニックジェット赤子は、ものすごいパワーを内包したウルトラスーパーソニックジェット赤子になりました。

ロビーにはたくさんのスタンドフラワー。たくさんのメッセージや差し入れも頂戴して、公演が終わり一人になってじっくり読ませていただき、じーんと来たりつーんと来たり、久しぶりに訪れた静寂の中で幸せを噛み締めております。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

ちょっと一度の記事では書ききれないほど濃密でしたのでいくつかに分けて綴りますので、お暇がある方はちょこっと覗きに来てやってくださいね。

世の中にはこんな娯楽があったっていいじゃないですか。

でね、大阪にはとても面白い演劇をする団体や俳優が他にもまだまだたくさんあって、毎週のように上演されていて、座席数がどうだのステップアップがどうだの、いろいろ問題があったとしてもね、こんな選択肢があってもいいじゃないですか。そんな事を実現させてくれた皆様に本当に感謝が付きません。

まだ演劇を始めたばかりです。

という高校生が終演後に勇気を出して声をかけてくれました。

自分はこのシアター・ドラマシティの客席で、惑星ピスタチオの「破壊ランナー」の豹二郎ダイアモンドの2.0音速の走りとバーストを客席で見て脳天がこげるほどの衝撃を受けました。終演後、すっかり興奮した自分はグッズコーナーで台本を購入し、目が綺麗なヒゲを蓄えた方にサインをもらいました。

ずいぶん時間かかっちゃったし規模もまだまだ小さいけど、あん時のハナタレ小僧が同じ場所で自分の作品を上演することができるようになりました。

きっとこれからもトライアンドエラーの連続ですが、やっぱりまだまだ憧れてます。西田シャトナーさん。末満さん。

仰げば尊し。

また書きます。

シェアする