タイトル決まっていた。

タイトル決まっていた。

8月にHEP HALLで行澤孝氏とタッグで脚本と演出を担当する作品、実はいつの間にかタイトルが決まっていた。「人生はミラーボール‼︎」だって。今出演者の役者とダンサーさんを募集しています。

RABBIT HEARTが7月末。「人生はミラーボール‼︎」は8月頭。
それまではBANZAI FILMSと怒涛の準備。去年と同じじゃダメなんだと思いながら縁で繋がる良い作品にして行きたい。これ、どっちもオーディションですから、ご興味ありましたらご連絡ください。エンタメが体験できます。多分。
最近劇団でもユニットでもWSでもオーディションが増えてきたな、と思うと同時に、舞台以外で公開稽古だったり公開ゲネだったり、観客の方々と触れ合う機会が増えるような時代になりました。そうでなくてもSNSで役者は露出し続けてますもんね。一瞬しかない舞台の輝きを見るために、同業者なら技や手法を学んだりするために、わざわざ劇場に足を運ぶ時代でもなくなったのかと思うと悲しくもなりますが、舞台の魅力は時代に左右されずに輝き続けていると思っています。表現者が作る演劇と、ビジネスマンが作る演劇とでは、全く異なるわけですけど。自分はどこまでいっても前者にしかならないなぁ。前者でいたいし。

だから考えることだけはやめないで、とことんまで勝負したい。
勝負という言葉を避ける人もいる。勝ち負けって書くくらいだから。でも負けってすごい大事だと思うんですよ。負けを知ってる人はそこから強く今度は勝ちたいという衝動が生まれるし、それが作品に反映されたらものすごい爆発力に繋がると思ってます。「勝ち負けが大事」って思うのは勝つ事の厳しさや嬉しさや、テメェにはゼッテー負けねぇ!みたいな感情ではなく、負けた時の悔しさを知って欲しいから。だって実際、何を目標にするにしたって話はそこからじゃないですか。みんな仲良し。それも大事だと思うし否定はしない。別に喧嘩をしたいわけじゃないですし。でも、「楽しい」と「楽」の違いを意識して表現できる人間でありたいなと思う。なんでもかんでも楽になることは簡単だけど、楽しいに到達するには、いろんな苦労や挫折もあって、もちろん悦びも感動もあって、そんないろんな感情が「楽しい」に繋がると思っています。

まぁそんなこんなで画像の作品の担当部分の脚本は先月末に脱稿。秋の10月公演の脚本も脱稿。そして今はRABBIT HEART PROJECTの「THE 20回転の恋」の執筆。1月のウタトドラマさんの「恋する銀河系」を含むと今年は新作が相次いでいる。どの作品も今までには体験したことの無い媒体での勝負になります。ワクワクするなぁ。興味が移ったってわけでもなく、演劇を軸に演劇以外の表現とのコラボには元から興味があったので嬉しい仕事が多くて毎日の過ぎ去っていく速度が早い。

そんな中でも今日は気の知れたメンバーでささやかな花見をしました。花見は結局数分くらいで普通に中華料理を食べましたが綺麗でしたね。去年の今頃は二本立ての準備でそれどころじゃなくって、まぁバリバリやってましたけど、今年もそれに負けないくらいの感じだけど、四季をしっかり感じるのが大事だとえーびーがたの公演で実感しました。

花も一生懸命咲いているんだから、おれも一生懸命創作しよう。明日は遠出します。楽しみ。

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