踏ん張り時。
季節が巡るよりも物凄い速度と勢いで、地球ロックンロードの稽古に勤しんでいます。
公式えーびーがたサイトにて演出真壁が奮闘日記をかなりの頻度で更新中。リスペクト。出演をして演出をして脚本もしていて主宰の彼女が稽古のたびに言葉を綴る。この公演にかける意気込みが詰まっているので是非リンクからぶっ飛んでください。
地球ロックンロードの稽古はキャスト全員で知恵を絞ってディスカッションになったり、息つく暇もなくシーンを返したりと気がつけば稽古時間が終わっている。当面の目標や今クリアしなくちゃいけない壁には当然ぶつかっていて、小野村優ちゃんが如実に四苦八苦している。それは多分、今回の作品が「難しい」と言うわけではなく、これまで彼女が出演したどの作品でも同じ壁はしっかりあったと思うんだけど、環境にもよる。とにかく彼女にとっては大きな受難の時期であり、これを糧とするかどうか、本番に化けているかどうかは、もう劇場で刮目していただきたい所存。
自分は若い頃、たくさんアドバイスをくれる先輩がいた。行動で示してくれる師匠もいた。今でも参考にしている先輩もいる。今の小野村さんのように、当時の自分もあっぷあっぷしていたし、頭にきたり、食欲がなくなるくらい落ち込んだり、まぁ若いなりに色々と経験を積んだものだけど、一番鮮明に覚えているダメ出しは本番終わりにメモで見せられた「殺す」と言う単語だった。もう気持ちやん!殺意沸かせてるやん!だからこそ今の自分があります。過去はなかったことにはならない。
今!今やらないで明日できるわけがないよね!
そんな毎日を本番に集約させて噴出させたい。えーびーがたの門出だし、全力で応えたいと思う。デザインワーク的には、かなり渾身のデザインが組み上がり、これはぜひコンプリートしてほしい。目処が立ち次第、ご案内をしたいなぁと思います。かなりの力作たち。形として残るものは、当時の想いがいつでも蘇る大切なアイテムになったりするから、そう言う人が少しでも心のブックマークに入れられるような琴線に触れるようなデザインをお届けしたい。芝居も。もちろん。
色々やりすぎてたまに「役者が本業なの?演出?宣伝美術?」と尋ねられるのだけど、どれも大事にしている。そして自分の中で全ては一つの頭から飛び出している事なので舞台クリエーターと名乗って行こうかな、くらいには思っている。良い言葉があれば良いのだけど!
ともかく地球ロックンロードはまだまだ座席に余裕がございます。おれに興味がなかったとしても共演者を、真壁や小野村さんを、見にきてほしい。チケット代も2800円。絶対に損はさせない!
そんな中、色々と同時に進んでいる事もあり、本日より
●BANZAI FILMSのクラウドファンディング がスタートいたしました。WEBドラマの資金を支援していただくサイトです。これにおれは出演いたします。リターンもあるので是非、応援しちゃうぞと言う方はサイトだけでもご覧ください。
●6月に広島、東京、大阪で出演するteam54さん「Wall」も本日よりチケット発売。友達は少ないのだけど、多分座組の中では最年少になる公演。めちゃめちゃ頑張りたい!
今日の稽古は芸術創造館だ。プレートにどんな落書きをしようかなー。とか考えながら台本読もう。では!