じわじわと終わりを知る。
片岡自動車工業の公演は二本同時公演なんてしたせいで、まだ結成(結成もなにもひとり)なのにvol4まで公演できた。毎回公演がコケれば即座に終わりのひりつく感じの公演。それは例え世界が揺れようが槍が降ろうが劇団であろうが、いつ終わってもおかしくない。公演が行える事ですら当たり前じゃないからね。
今回の公演で初めて演劇をご覧になられたお客様もたくさんいらして、片岡自動車工業が初めてです、という方もたくさん。ずっと応援し続けてくれている方ももちろんいらっしゃってお顔を拝見できる事で力がみなぎったりします。
公演の最中、お客様に激励のコメントをいただけたりアンケートに一筆示していただいたりで励みになりますが、わりと公演中ってあんまり実感がなかったりするおれです。公演が終わってしばらくして後日談でいろいろ語っていただけるようになってから遅まきながら込み上げて来るものが次々と。いつまでも振り返ってばかりもいられないけど、かみしめたりするのはとても大事な事だ。空模様も、我慢していたように雨も土砂降りです。公演中はやさしい雨をありがとう。
8年ほど前に出演させていただいた作品が、5年や10年後、また出来たらいいなぁと話していて、ずっと思いを馳せていて、個人的な思いはご本人にお伝えしました。昔の作品なんてそりゃもう名作だらけでしたし。今でも名作を生みたいと思う原動力になっています。
頭の中は新作に向けての準備でいっぱい。
まだまだ出会わなくちゃいけない人もたくさんいます。まだ一緒に作ったことがない方々とやってみたいなぁと思うばかりです。
ところでそういえば謎だな、という質問をされました。
「片岡自動車工業さんの公演にはどうやったら出れるんですか?」
って。謎ですよね。一人ユニットなので基本的に気になる方に連絡するのが一番多いのですが、それ以外でも全然ありなんじゃないかなぁと思います。来るもの拒まず!ってわけではないのですが、SNSからお気軽にご連絡いただけるだけでも知り合いにはなれますし、それがキッカケで興味が湧いたりもあると思います。まぁ!お気楽に!じゃなかったお気軽に!まずは知りあわないと!
ツンとドラのプロット考案、細部に着手。
「心」本と向き合って。
ラビットハートプロジェクトの構想は済んでいて、今は別件のフライヤーデザイン。
夏を駆け抜ける。大切な人たちと!