生みの親、自覚なし。
おれです。毎日日記。できれば、まぁ負荷がかからない程度に毎日書きたいもんですわ。
はい。
前回(昨日の記事)で書いた通り、3年ぶりにアイツに会ってきました。
なめちゃんこと、劇団赤鬼座長の行澤孝氏です。せっかくなんで若いねぇちゃんに2ショットを撮ってもらいました。久々だったけれどもやりとりはいつもと変わらない感じで。タイムスリップしたみたいな気持ちになった。関わる形は変わり続けるけど、関われてる事が嬉しかったりするもんで。彼とは三年前にこんな会話がありました。
おれ「(劇団解散して)一人ユニットするのにユニット名、悩んでるねん」
なめ「片岡自動車工業でいいんちゃうん」
おれ「え。」
なめ「親父さんも喜びはるやろ」
おれ「そうする」
片岡自動車工業、ユニット名決定!
で本日の彼との会話抜粋。
おれ「そんな話があったおかげで、こんな名前になりましたわ」
なめ「俺そんな事言うたっけ(笑)」
おれ「なんで覚えてないねん(笑)」
なめ「(笑)(笑)(笑)」
おれ「(笑)(笑)(笑)」
なめ「片岡自動車工業って名前、演劇ってわかりにくいやろ(笑)」
おれ「お前が言うてくれたんや(笑)」
なめ「思い出した、言うた言うた(笑)」
おれ「生みの親でっせ」
そのあと二人で笑ってるだけの時間が暫くありました。
それで、話は戻るけど、行澤くんと最後に共演したのが佐藤太一郎企画「風のピンチヒッター」だったわけなんですね。そして今日、ついに、四苦八苦していた、その佐藤太一郎企画その20「グッド・コマーシャル」のポスター画像が解禁になりました。あ、あんまり解禁とか軽々しく言うのも嫌っているおれですが、天下の吉本興業公演なら本気の解禁ですね。結構前からデザイン自体は組み上がってましたし。それがこれ!
渾身の一枚。おれとしては今までになかった引き出しだし、ラフ画では全然違う感じだったけれども、西野さんの脚本が面白すぎて、こうなりました。背景に溶け込んでいる言葉たちは全て劇中で登場します。このチョイスがね、まだ作品をご存知ではない方へのネタバレを絶妙に回避してりつもりです。脚本があると、こういう事ができるから楽しい。
演出も頑張るぞ!
さぁ、演出といえば、現在真っ最中の「何億年先でも」の稽古。11回目。
まりえちゃんと二人で作品と向き合い続けてます。やっぱ集中力がググイとあがる。女優・谷野まりえの底力を垣間見ました。中盤から後半、この物語で大事なところは、今日やったシーンに収束していくようなところがあると思っていて、ネックとも言う、一番攻撃してる時程、防御力が弱まったりもしますけど、ここは攻撃特化!って事で防御力0です。抵抗はあるだろうけど、よくやってくれている。好奇心旺盛な性格故か、前向きにトライしてくれている。これはいい作品になるぞ。部分部分で細かく強化してるので、次の通しがどうなるか非常に楽しみでもあります。共同作業してるなぁって思う。
スタッフ総見までに目標を掲げてやってます。そこで決まると言っても過言ではないし。舐めんなよスピリッツで参ります。