こんばんわ、片岡自動車工業です。
ムーンビームマシンもいよいよ大詰め。今日は昼夜と稽古。集中力に加えてスタミナも求められる。跳ねしろ、伸びしろはまだたくさんあって、どこまでも追求したい。Sarahさんに共感する点が多いのは、一人でやってのける部分と、任せる部分は任せてしまえる大きさだったりする。公演を行う理由って、わりと少なくて、やらないでいる理由を述べ出したらきりがない。それでもやるわけなんだからそれだけでも凄い事なんだけど、割り稽古も組むし、拘った箇所もちゃんとあって、彼女なりのファンタジーを追い求めている姿は、やっぱり誰がなんと言おうとなかなか出来る事ではない。
だから、というわけではないんだけど、自分なりに全力でやっている。上田ダイゴさんとコンビで始まったりする。そんな日がやってくるとは。もちろん初共演。
ここで別れ道。
今回は呼んで頂いているし、座組の一員として、一丸となってきている。その過程もまさに真っ最中なんだけど、芝居の、演劇作品は、終わってみて「面白かったなぁ」とかいろんな感想が出てくるもんなんですが、基本は一期一会じゃないですか。フリーっちゃーフリーだし。
だから依存はあんまりしない。しちゃいけないと思っている。じゃないと同じ人達とばかりの作品作りになりがちだし、刹那的でなくなる。関係がグラデーションになってくるというか。
どうしてもどうしてもまた同じメンバーでやりたい時は再演とかになっちゃうけど、再演とかも勝負してる感じが薄れる。
まあ、理由はなんでもいいんだけど、距離感は大切だと思う。一緒に作品を作る人達は共演者であり、仲間でもあり、ライバルでもある。
決して友達作りじゃない。
だから仲良しこよしがしたい、というのとは真逆の方向へ突き進んでいるんですけど、突き進む限りは、そういった要素は今後、なるべく削ぎ落としていこうかと思っている。
愛も大概にせねばね。特に片岡自動車工業は。
ムーンビームマシンの現場は創意工夫のムラがまだ大きい。良い役、良い物語の、ポイントポイントがまだネックとして残っていて、ネックがネックなままではいけない。
稽古終わりに演出が、檄を飛ばした。今しかない良きタイミングだったと思う。
僕もまだまだ頑張る。
せやので、来週末、是非HEP HALLにお越し頂けると幸いです。
あ、チケット予約承ってます!
http://ticket.corich.jp/apply/84606/14/
久々に暴れてるなぁ。
和風ファンタジー。わりとやっぱファンタジー好きなんだな、僕は。
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